新年から如月にかけての冬の夕日が好きだ。 澄んだ空気のなか、木の葉が落ちた枝を透かして見る沈みゆく太陽が美しい。 冬至からしばらく経ち、日ごとに明るさを取り戻していく太陽には、この季節だけの特別な輝きがある。買い物帰りの近所の十字路に立つと…
小学校時代の同級の男子が出ているバンドの演奏を聴く機会があった。エレキを弾きながら、ハモニカまで器用に吹いていた。 彼の仕事は、大学の守衛さん。 しかし、エレキが彼の生き甲斐なのだと、聴いていてひしひしと伝わってきた。ほかの演奏者たちもオジ…
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