60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

家族

Arctic Circleからの絵葉書

買い物へ出る際にポストをみたら Arctic Circle(北極圏)の字と、(北緯の)緯度と、サンタクロースの図柄が描かれた特大サイズの切手が貼られた絵葉書が届いていた。前回のブログで書いたとおり、2月初めにフィンランドへ旅した息子家族からのものだった。 次…

ラップランドからの便り

昨日、フィンランドから届いた。 ロンドンに住む息子家族がサンタクロースに会いにロヴァニエミという村を訪れている。立派なひげと大きなお腹のサンタクロースと一緒に写ったJくんとベビーのSくんとパパとママのファミリーポートレート写真。 そしてトナカ…

千両

昨日で今月の教室が終わった。 一夜明けて早速室内あちこちのしつらえの片付けに取り掛かった。教室の間はお正月風の飾りのままにしてあったが、さすがに気が引けた。洗面所の細い棚は例年と変わらぬ飾りだったが、壁の絵だけは今年は違っていた。 昨年、母…

倫敦2023

ホームに暮らす91歳の実母が、元日に書いたそうだ。 「クヰーンなきロンドンと そこに住み始めた孫一家 想う 幸あれ!」 母は結婚まもない1950年代半ばに、夫である父とロンドンに赴任し、兄と私を年子で出産する。そして、1/4世紀後、父の最後の任地もロン…

正月映画

正月映画というと明るく娯楽性の高いものを連想すると思う。映画三昧の正月だったが、ちがった。新年始めの二日間に娘がチョイスした映画を三本観たが、二本は重かった。前述のとおり、1本目は元日の朝、まずは劇場で鑑賞。「ラーゲリより愛を込めて」は無実…

あけましておめでとうございます

我が家の2023年は、六本木ヒルズで始まった。年末年始の五日間、初めて娘のYと二人だけで過ごしたのだが、せっかくだから、家族がいたときにはできなかった過ごし方をしようということになった。娘のリクエスト映画「ラーゲリより愛をこめて」を元日の朝一番…

イギリス風料理に思う

[12月の案内文より] 今年はちょっぴり英国風のEarly Christmas Lunch。和牛のおいしさは格別ですが、赤身でヘルシーな豪州産牛ヒレ肉を生かしてクリスマスカラーのサラダ仕立てにします。少し早めにかけておくドレッシングが肉の旨味と柔らかさを引き出して…

誕生月

11月は誕生月だった。今年はいつもより特別なものになった。 まずは、あまり喜ばしくないが正規の高齢者になった。区役所その他機関から様々な書類が届き、その現実を突きつけられている。 その一方嬉しいことが2つあった。今まで見たことがないほど美しい…

娘とのデート

昨日はサテライト型グループホームで暮らす娘のYと一日デート。ときどき彼女が企画してくれる。前回は、9月に彼女のお誕生日祝いで銀座へ。 今回の第一部はYが住む界隈の散策、第二部は彼女の小さなワンルームで。 最初は町名の由来となっているお寺訪問から…

ハロウィーン

韓国ソウル市で土曜日に大惨事が起きてしまった。このような形で命を落とした多くの若者とそのご家族のことを思うといたたまれなくなる。 この事故の直後だけにハロウィーンに触れるのは気が引けるのだが、こども主体のこの行事について書くことをご容赦くだ…

怒涛の二週間

怒涛のような二週間が過ぎ、一昨日の早朝に兄夫婦が本帰国した。 私的な用事で一時帰国していた兄嫁がいったん海外に戻った9月28日の翌日から、隣の家のリフォームが始まった。築32年の二世帯住宅なのだが、兄の家族に代わって母が20年間暮らした家は、一度…

思い出昼食会

木曜日に久々に”おもてなし”の昼食会を開いた。といってもメインゲストは母方の伯母。伯母の長男の嫁・Kさんが車で一緒に来てくださった。日頃から行き来がある姪のHさん、そして私の4人ランチ。Hさんが今回の集まりの立案者。伯父は数年前に亡くなり、独り…

臨場感?

生後三か月の赤ん坊もいる息子家族4人がロンドンに到着した二日後にエリザベス女王が亡くなられた。4歳児もいるし、自分たちの生活を立ち上げるので精一杯だろうと思ってこちらからの連絡は控えていた。 今週になって、事務連絡がいくつかあったのでラインし…

エリザベス女王と英連邦

一昨日、エリザベス女王の国葬が厳かに執り行われた。かつて世界に君臨した歴史をもつ大英帝国の、それもご在位期間が70年にわたる君主であられただけに、世界の多くの国と人々にとって喪失感は大きい。 今回、久々に「英連邦」という言葉を頻繁に耳にする。…

切れ目がない…

この一ヶ月間、非日常的なことが相次いだ。9/6に息子家族がロンドンに旅立ったことは前回書いた。その前の八月半ばに兄嫁のお母様が緊急入院され10日後に帰らぬ人となられた。海外から駆けつけた兄嫁を始め、家族全員がしっかりと意識のあるお母様と最期の別…

息子家族の旅立ち

9月6日に書きかけたブログを遅ればせながらUPします。 *********** 今朝早く(9/6)息子の家族がロンドンへ向けて出発した。4歳のJくんと、出発二日前に3ヶ月になったばかりのベビーもいるので、空港直結のホテルに前泊し、当日は6:30にチェック…

家族のかたち

それぞれの家族に、それぞれの家族のかたちがあると思う。 日曜日に孫のJ君を預かってお留守番したことを書いた。それは、娘とHさん(お嫁さん)が区内で大人女子デートをしたからだ。 発端は、娘がHさんとJ君を、彼女が暮らすサテライト型グループホームの部…

タイの絹の紬

唐突で恐縮だが、マットミー・シルクと呼ばれる絹の紬(ツムギ)がタイにある。 タイシルクといえば、ジム・トムプソンが有名。20世紀の近代化の波の中で廃れつつあったタイの絹織産業を復興させ、タイシルクを広く世界に知らしめたアメリカ人実業家だ。 しか…

我が家の「緊急事態」

東京には緊急事態宣言が再び発出されることになり、それに伴い、オリンピック競技はほぼすべて無観客で開催されることになってしまった。将来まで語り継がれるであろう苦難と苦渋つづきの2020、2021となっている。 そのような中、先週、我が家ではプチ緊急事…

家族で新年を祝う

新年2日には、家族だけで集まって正月を祝うことができた。今年は、実母がホームに体験入居中で不在のため、娘と息子家族の5人だけとなった。夫のかわりに、三歳になったJ君が、その存在感を印象づけた、(笑)それにしても、家長の夫が亡くなり、長老の母も…

親戚っていいな!💕

日曜日に、身内の若者世代の集まりを開催した。6月に入籍した兄の長男夫婦と、我が家の子どもたちとが顔合わせをするクリスマス会。 コロナあり、9月の母の手術やその後のフォローあり、息子の試験勉強ありと、気づけば顔合わせができないまま半年が経ってし…

ベーグルの思い出

一昨日のブログでベーグルについて触れたが、ベーグルを食べるたびに甦ってくる思い出がある。今からちょうど20年前の平成12年12月12日、私たち家族四人は、寒波襲来中の首都ワシントンに到着した。市内にある古びた長期滞在型ホテルに入った。ホテルと言う…

モネとマティス @ POLA美術館

前回のブログで季節の色について書いたが、一昨日は、この上なく贅沢な色と空気感を堪能する一日を幸運にも過ごすことができた。 友人二人とともに箱根のPOLA美術館に日帰り旅行し、来月三日に終了するモネとマティスの特別展を滑り込みで観てきたのだ。三人…

整理ingの成果

日曜日に娘とデートした。1ヶ月以上前からの娘との約束だった。部屋に招待してお昼を作ってご馳走してくれるという。(以前にもブログに書いた)整理のプロの指導による一連の作業が終了し、その成果をみてもらいたいとのこと。「続・整理ing」(07/03/2020…

受け継がれる絵本

休日出勤のため、娘は昨日の孫のJ君のお誕生会に出席できなかった。 それにも関わらず、プレゼントを用意し、事前に息子宛に送っていたことを当日知った。 息子は持参してくれ、プレゼント・タイムにそれが登場した。『14ひきのおひっこし』、ロングセラーと…

Happy 3rd Birthday❗😌🎁🎂

3年前の今日、J君は生まれた。その記念すべき日が今年は日曜日に当たったので、皆で万障繰り合わせてお誕生会をすることにした。 息子は毎週末を試験勉強に当てているなかで。出勤生活が続くお嫁さんも貴重な週末を一日空けて。私は前日に料理教室が終わっ…

もう一つのもっと特別なランチ会

時間が一ヶ月以上さかのぼるが、一昨日のお祝い会よりもっとおめでたい身内のランチ会を8月に開催した。実兄の長男D君夫婦の結婚祝い会だ。 開催直後に母の足の疾患がただ事ではないことが発覚し、通院、検査、入院、手術とつづいてしまった。そのため、徒然…

特別なバースデーお祝い会

すばらしいランチ会が我が家で開催された。兄夫婦の知り合いのプロの料理人さんが特別に出張してきてくれて、9月生まれの母、兄嫁、娘のお誕生会をしたのだ。その中でも、一時帰国中の兄嫁の還暦祝い。 [ネズミ年にちなんでちょっと遊び心で]海外に留まって…

神頼み?!

8ヵ月ぶりに近くの神社を参拝した。神社の外側の道はよく歩くのだが、ウォーキング目的で境内に入ることは遠慮している。新年に孫と二人で訪れて以来の参拝だった。 今回は、再び試験直前勉強のために来ていた息子と共に。なかなか目標点に到達できない息子…

OKY &  OKO

ちょっとおもしろい話を息子から聞いた。 息子が勤める会社は、海外業務の経歴が比較的浅く、基本的には国内が市場の会社だ。その中で、息子が所属する国際部の社員たちの間で、ときおり耳にする略語が「OKY」だという。 「KY」=「空気が読めない」は市民権…