60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

家族

グリンデルワルト

「世界の山々ーースイス・アイガー」という番組が今月半ばの深夜にNHKのBSで放送されたという。 友人のCさんが録画したものを二枚ダビングして持ってきてくれた。ベルンに住んでいた2011年の夏、CさんとDさんが、はるばる訪ねてきてくれた。我が家に泊まった…

家族

[前回のブログの続き] 昨日の報道で、供述調書に記された遺族たちの悲痛な声が、初めて明らかにされた。 やはり。。。当然。。。そうよね。。。。。 ーー胸を痛めつつ、大きくうなずいている自分がいた。 19人それぞれの思い出がつまった人生があり、それを…

[前ブログより続き] 道草ののち、ようやく神社に到着した孫とバァバ。 滞在時間は、思いがけず一時間近くになった。参拝の待ち時間は5分程度だったにも関わらずだ。孫が関心を示したのは、 お清めの柄杓、 狛犬、 猿回しの大道芸(偶然、境内でやっていた)…

ポケットの中身

スーパーの支払い機の前で、僅かに足りない小銭のために、コートのポケットに手を入れたら、たくさんの小石が指に当たった。 ポケットの中は、先週の日曜日で時間が止まっていた。その日、息子と孫が急に来ることになった。パパが子守りを担当する日。しかし…

ルーツ: 高知県物部村

思いがけない「再会」があった。 懐かしい高知県物部村と。明日の教室のための柚子のババロアを作るため、一昨日、行きつけの駅前の八百屋で買った柚子を冷蔵庫から取り出した。 袋に書かれた文字に、目が釘付けとなった。‼️東京育ちなので、私には故郷がな…

パーティーグッズその①: 特大ゼリー型

親戚の新年会に、ジャンボプリンを作っていった。毎年、食事の1-2品以外にデザートを私が作っていくのが、暗黙の了解になっている。プリンは、12月のレッスン、クリスマス・ブッフェでお教えしたので難なく作れた。 ただし、20人を越えるデザートになるので…

悩み: 母と娘のはざまで

老人と障害者。 その間に挟まれるとなかなか苦しい。老人でなくても、子育てを含めて家庭生活で苦労せずに人生を歩んでこられた人には、グレーゾーンの障害者を理解するのが難しいようだ。 更に、血縁の孫となると、たとえ、まともな人間であっても、生理的…

おせち料理と夫の母

料理をお教えしている立場の人間でありながら、恥ずかしながら、今では、おせち料理を最低限しか作らない。 お餅とおせち料理を三ヶ日の間、喜んで食べ続けてくれた夫が亡くなるのと息子が家を出るのが重なり、一気に縮小してしまった。今では、実母と娘が好…

食に明け、食に閉じる

年末はなにかと気忙しい。今日から娘が帰ってくる。グループホームの世話人が年末年始に休めるよう、利用者は、親族のもとに戻るか、温泉旅行に参加し、ホームを無人にする。 娘は毎年、帰宅。 しかし、年中無休の靴量販店に勤めるから、三ヶ日にも、1-2度出…

ケンウッドの家

家中に飾っていたクリスマスグッズをようやく片付けた。 毎年のことながら「クリスマスとお正月、なんで6日間しかあいだが空いてないの?!!!」と思ってしまう。 キリスト教徒でもないのに、クリスマスを祝おうとする自分がいけないとは思うのだが。今年は二年…

メリークリスマス✨🎄✨!

みなさま、メリークリスマス✨✨!クリスマスの日を迎えました。クリスチャンではないので、特別なことはしませんでしたが、昨晩は母を呼んで、形ばかりのディナーを用意して、二人で祝いました。レストランへ出掛けて食事をする機会がほとんどなくなった母。…

悲劇

長男を殺害した元・農水次官の熊澤被告に実刑6年の判決が出た。一般の人よりも、障害者とその親とに接する機会が多いだけに、この裁判の行方を真剣に追っていた。 その中で、先週の求刑の報道の際に明らかにされた長女の自殺の事実には、胸が締め付けられる…

母の老い

昨日は一日、母の用事のフルコース。 補聴器調整、ランチ、室内履き用のスニーカー購入、(二人で帰宅したのち)訪問看護師による入浴。おまけに母の家の外灯が2ヶ所同時に切れてしまい、不慣れな電球交換の男仕事も頼まれた。午前中は、オーバーホールに出…

ばぁばの自己分析②

二歳の孫・J君との接し方と、二歳だった娘や息子を育てたときとは、違うところがある。 それは、モンテッソーリ教育と出会う前と後による違いだ。娘の本(→欄外参照)にも書いたが、下の子は、日本と韓国で、モンテッソーリの「こどものいえ」に通った。娘に…

ばぁばの自己分析

孫の子守りがとても楽しく感じられたのは、「孫はとにかく可愛い」という世間一般の理由に留まらず、娘の子育ての時と比較していたからかもしれない。娘の本の原稿を推敲するプロセスで、ここ数ヵ月間、娘の子育てを頭のなかで再体験していた。 2~3歳の頃の…

ばぁばの初出動

二日間続けて、今まで一度もやってこなかった子守りをした。一昨日の深夜零時すぎにとつぜん息子から連絡が入った。 保育園でノロウィルスに感染した園児が出たので翌朝(当日)の登園を控えたいが、子どもを一日見てもらえないか、と。 近くに住むお嫁さんの…

3歩進んで、2.8歩下がる…

優雅に料理教室を開催しているように映りそうだが、現実は全然優雅でない。むしろ厳しい。日々、実母の介助をしているのだが、昨日は、危うく母と入浴介助の訪問看護師が、ランチ会の参加者と、狭い廊下で鉢合わせしそうになり、焦った。いくつかの時間の変…

butter cutterと ???皿

今月は、普段あまり使わない銀器を出したせいか、自然とバター皿も、いつも使わない、実家の母からもらった「エレガント」系のものが戸棚の奥の方から登場。 縁に「butter cutter」と刻印してある道具も、キッチン道具大好きだった実母からもらった。 一発で…

素朴尽くしの文化の日

息子家族が久しぶりにやって来た。 いつも通り、朝10時過ぎに到着して、帰りは夜8時過ぎまで。 ただ、今回は 隣の母も娘も昼夜の食事に参加して、二週間遅れで孫の2歳のお誕生日を祝った。 [パパが遊んだレッサーパンダとママが持参のバルーン]言葉も増え、…

この本を義母に送ろう

川崎市にあるサービス付き高齢者住宅に住む93歳の義母に、昨晩、今週二度目の電話をした。 その後の様子と、生活に支障は出ていないかを尋ねるためと、「娘について書いた本を送るから」と予告するためだった。(※欄外の「My Bookstore」参照。)この本を義…

家族の歴史の品々

今朝は、屋根裏部屋にあった大鍋やバケツを下ろすことから始まった。 これらの鍋か一堂に会するのは初めてのことだ。 思わずで記念写真!✴️久々に見る鍋たち、それぞれの思い出がよみがえってきて感慨深い。LLサイズ (写真の一番奥、前回のブログでバケツと…

Family History月間⑥:ブログの大移動

8月に、もうひとつ、やらねばならぬmustのプロジェクトがあった。 今年の12月に完全に消滅するヤフーブログ。 そのヤフーブログで、10年近く二つのサイトで日記をつけてきた。 それが全部消えてなくなると聞いた時はショック。 クラウド上にあるデータの「こ…

Family History月間⑤:義母のリオの思い出の記

休みの8月に立てていた企画があと一つあった。 サ高住にすむ92歳の義母を取材し、1950年代に義父の転勤先のブラジルのリオデジャネイロに家族で赴任した話をまとめること。 8月の最後の週の空いている日に義母のもとに出向いて取材。 3年以上前に、被爆者手…

Family History月間④:娘の生い立ちの記

料理教室が休みの8月の最大のプロジェクトは、娘の生い立ちの記、 『「学習障害(LD)の周辺の子」 といわれた娘も、ちゃんと 自立した社会人になれました。』 の原稿を、オンデマンド印刷することだった。 (米寿祝いのアルバム作りは後から”割り込んでしまっ…

Family History月間③:母の米寿祝い

今月の末に実母は88歳になる。 夏に、海外勤務中の兄夫婦が帰国した際に、身内で集まって米寿祝いをすることにした。 急に決まった兄たちの帰国だったが、更に急な思いつきで私の趣味を生かして、母の人生を振り返るアルバムを作ることにした。 アルバム作…

Family History月間②:クスクス

9月の料理教室のメインはクスクス。 5年前に亡くなった夫が大好きだったお料理。 ***** <料理教室の案内文より> 暑さが残る9月は、太陽の光りがあふれる地中海沿岸の国々の料理、その中でも、わが家の看板料理の一つのクスクス<令和バージョン>をご…

料理教室の系譜

一年前の4月から、10年ぶりに料理教室を再開しました。 ふりかえれば、紆余曲折の長い道のりでたどり着いた還暦過ぎの再開でした。 自宅での料理教室を最初に始めたのは、20年以上前の5月。息子が小学校に入学した翌月でした。息子の幼稚園のママ友たちから…

結婚記念日

今日は39回目の結婚記念日のはずだった。 39年前、満開の桜の中、千鳥ヶ淵から遠くないホテルで結婚式を挙げた。 そして数年前、千鳥ヶ淵に近い場所に一時的に居住したことから、東京屈指の桜を、固いつぼみの時期から、お堀に花筏となって浮く姿になるまで…