60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

料理

プロヴァンス

4月の料理教室のテーマはプロヴァンスだった。夫が大好きだったフランス南部の地方。亡くなってから一年以上、訪ねてきてくださる方々をいつもこのしつらえでお迎えした。お皿はGien製。ちょうどパリに住んでいた頃に出たシリーズで、4枚1セットの絵皿に一…

ラム肉のロースト

4月の料理教室が今日で終わった。 今月のハイライトはラム肉のロースト。それも一般的な骨付きのラムラックではなく、1キロほどの骨なしもも肉のかたまり。今回食べたほとんどのメンバーがこの部位のローストは初めてと言い、しかし声を揃えて「おいしい!」…

桜ももうおわり…

花より団子&写真整理、だったのかもしれない。二週間以上ブログを更新できなかった。お花見に一度も出かけない間にソメイヨシノは満開となり花吹雪となって散ってしまった。今朝、家の近くで大好きなモッコウバラが咲き始めているのを見つけた。早くも新緑…

古きよき時代のテーブルクロス

今年度最後の料理教室はランチ会形式で締めくくった。昨年はウクライナとイースターを意識したテーブルアレンジにし、教室のフォトアルバムの売り上げをUNHCRに寄付した。 今年は一転して華やかなアレンジ。友人グループから成る1回目の教室がお祝い会となっ…

温故知新?ーー鯛の海鮮サラダ

合格、卒業、就職、入学など、さまざまなお祝いごとが続く季節だと思う。そこで先月は一足早く、尾頭つきの鯛を使った主婦でも作れる一皿をお教えした。 この料理に出会ったのは、40年以上前のことだ。海鮮料理を得意とする都心の中華料理店で初めて食べ、鯛…

冬の味覚? きりたんぽ & ラクレット

ここ二週間ほど、本当に寒い日が続いている。寒くなると食べたくなるものが色々あるが、このところのマイブームはきりたんぽ鍋。本物を食べたことがないのだが、友人から「ここのがおいしいのよ」ときりたんぽ鍋用のつゆを勧められたのがきっかけだ。具材は…

タイの宮廷料理

昨年も今年も1月にタイ料理をお教えした。今回は、今が旬の生牡蛎を使ったタイ風サラダ、トムヤム風味のフォー、ハスの実の入った薬膳汁粉など。タイに冬は存在しないのに、今の季節にぴったりと皆さんに喜んでいただけた。 そして皆さんにウケた料理がもう…

シングルベル🎄ーーまかないディナー

クリスマス・イブ、やっぱり作ってしまった、(笑)。 教室(と試作)で6回もクリスマス・メニューを作ったので、終止符を打ったつもりだった。その上、明日招かれている友人宅のクリスマス・パーティーで急遽、料理の手伝いが入ったので今日は忙しかった。 明…

特別なイヤーオーナメント

16日(金)に今年最後の教室が終わり、翌土曜日には習い事仲間三人が遊びに来てくれ、これで自宅でのクリスマスイベントはカレンダーよりも一週間早く終わった感じだ。 クリスタルとシルバーとピンクを使ったツリーを皆さんが喜んで下さり、今年も頑張って飾っ…

イギリス風料理に思う

[12月の案内文より] 今年はちょっぴり英国風のEarly Christmas Lunch。和牛のおいしさは格別ですが、赤身でヘルシーな豪州産牛ヒレ肉を生かしてクリスマスカラーのサラダ仕立てにします。少し早めにかけておくドレッシングが肉の旨味と柔らかさを引き出して…

ムール貝とシードル

19日に今月最後の教室が終わった。「ノルマンディーの思い出」と名付けたランチ会。 11月のハイライトは、ムール貝とシードル(リンゴから作る発泡酒)。まず最初に、大鍋一杯のムール貝を香草バターで蒸し上げ、茶碗に注いだシードルで乾杯! 日本ではベル…

娘とのデート

昨日はサテライト型グループホームで暮らす娘のYと一日デート。ときどき彼女が企画してくれる。前回は、9月に彼女のお誕生日祝いで銀座へ。 今回の第一部はYが住む界隈の散策、第二部は彼女の小さなワンルームで。 最初は町名の由来となっているお寺訪問から…

Simple is best.

美しい秋晴れのなか10月が終わろうとしている。思い返せば走り抜けた9月と10月の2ヶ月だった。8月下旬にお母様を見送った兄嫁は、海外との間を二往復したのちに兄とともに帰国し、いまや隣の家の家電製品も買い替えて生活が軌道に乗りつつある。 残暑の9月6…

思い出昼食会

木曜日に久々に”おもてなし”の昼食会を開いた。といってもメインゲストは母方の伯母。伯母の長男の嫁・Kさんが車で一緒に来てくださった。日頃から行き来がある姪のHさん、そして私の4人ランチ。Hさんが今回の集まりの立案者。伯父は数年前に亡くなり、独り…

青パパイヤとソムタムの思い出

上記のタイトルで、14年前の6月の東京でブログを書いている。 *********** [前略] 青リンゴ、青葡萄・・・とくれば酸っぱい!というイメージかと思います。でも、青パパイヤは酸っぱくないのです。 ほのかな甘み、かすかな酸味、どちらかというと、そのさわ…

タイの青パパイヤ

料理教室を、開始の2日前の夕方に中止した訳だが、そんな私に「部屋のしつらえも見たいし、食材を買ってしまったんだったら、食べに行きましょうか?」と友人が連絡してきてくれた。すでにワクチン接種も終えている友人だ。 「ありがたいわ、来て!」 タイ料…

巡礼地と豆のル・ピュイ

仏・ルピュイ町の伝統的な手工芸品であるボビンレースについて二日に亘って書いたが、ルピュイの地名でフランス人が連想するものがあと二つある。緑のレンズ豆と大聖堂だ。 花より団子のようだが、食の方から簡単に説明すると、フランス人にとって、レンズ豆…

アニマル・ウェルフェア(動物福祉)

唐突だが、もし卵が一個60-70円したら、私たちはどうするだろうか?日本では、卵は低価格で安定している食品の一つだとおもう。先進国の中には、そうではない国もある。2008-2011年に住んだスイスがそうだった。スイスのスーパーで、卵の値段に驚いたのを思…

家族で新年を祝う

新年2日には、家族だけで集まって正月を祝うことができた。今年は、実母がホームに体験入居中で不在のため、娘と息子家族の5人だけとなった。夫のかわりに、三歳になったJ君が、その存在感を印象づけた、(笑)それにしても、家長の夫が亡くなり、長老の母も…

親戚っていいな!💕

日曜日に、身内の若者世代の集まりを開催した。6月に入籍した兄の長男夫婦と、我が家の子どもたちとが顔合わせをするクリスマス会。 コロナあり、9月の母の手術やその後のフォローあり、息子の試験勉強ありと、気づけば顔合わせができないまま半年が経ってし…

Cutting board

今年のクリスマスの料理教室では、久々にCutting boardが活躍した。 35年前に、タイのバンコクに住んでいたときに見つけて買ったものだ。安く木製品が作れる国だったので、欧米への輸出向きに作っていたもののようだ。 Cutting boardは、欧米では、ロースト…

今年は北欧風のクリスマス

一昨日と昨日の連続二日間で、12月の料理教室が無事に終わった。 日増しにコロナの感染が拡大し、中止にすべきか悩んだが「一人でも 来てくださる方がいたら開催しよう!」と意を決した。 いつもより人数が減ったが、最大級の注意を払って参加してくださった…

ベーグルの思い出

一昨日のブログでベーグルについて触れたが、ベーグルを食べるたびに甦ってくる思い出がある。今からちょうど20年前の平成12年12月12日、私たち家族四人は、寒波襲来中の首都ワシントンに到着した。市内にある古びた長期滞在型ホテルに入った。ホテルと言う…

幸せな朝

今朝はまだ火曜日なのに、まるで週末のような幸せ気分の朝食となった。 地元の友人からもらったお嬢さん手作りのベーグルに、別の友人たちからの軽井沢土産の茜屋特製サクランボジャム。どちらも絶品! 2017当時スウェーデンに住んでいた兄たちを訪ねた時に…

サフランの花

10月一回目の料理教室に来た友人がくださったサフランの球根が昨日咲いた。10月は、パエリアがメインの教室だったので、なんともタイムリー! サフランは、ずっと以前に買って咲かせたことがある。水も必要なく、ただ置いておくだけで花を咲かせるたくましい…

テーマは葡萄

11月の料理教室のセッティングは、実は「始めにテーブルクロスありき」だった。7年前のフランスから帰国する直前に、偶然見つけたワインのラベルを模様にしたテーブルクロス。 一目惚れして買ってしまった。当時は、帰国後、もう料理教室を再開しないつもり…

葡萄

ボージョレヌーボの解禁日が近づいていることを意識したわけではなかったが、11月の料理教室のインテリア小物類は、気づいたら葡萄関連のものが多くなっていた。パリで偶然行き会った骨董市で見つけた葡萄の絵皿。葡萄の葉の織り柄のテーブルクロス。ワイン…

10月の教室の色

普段は、料理教室終了後に、写真をアップするのだが、今月はその時間がとれなかった。終了と同時に翌日の孫の3歳の誕生日会に突入してしまった。母の入院手術後のライフスタイルが変わり、新規契約や施設見学、付き添いや日常雑務に追われた。 明後日は10月…

Happy 3rd Birthday❗😌🎁🎂

3年前の今日、J君は生まれた。その記念すべき日が今年は日曜日に当たったので、皆で万障繰り合わせてお誕生会をすることにした。 息子は毎週末を試験勉強に当てているなかで。出勤生活が続くお嫁さんも貴重な週末を一日空けて。私は前日に料理教室が終わっ…

もう一つのもっと特別なランチ会

時間が一ヶ月以上さかのぼるが、一昨日のお祝い会よりもっとおめでたい身内のランチ会を8月に開催した。実兄の長男D君夫婦の結婚祝い会だ。 開催直後に母の足の疾患がただ事ではないことが発覚し、通院、検査、入院、手術とつづいてしまった。そのため、徒然…