60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

自然

窓辺のゼラニウム

真っ赤なゼラニウムが2階食堂の窓辺に並んだ。何年振りのことだろう?昨年の窓辺は、ウクライナ色の花が彩り、見るたびにウクライナ国民の無事を祈った。その前の数年はゼラニウムもあったが、間を開けて二鉢とまばら。今年はそれより一鉢多いだけなのに、ボ…

桜ももうおわり…

花より団子&写真整理、だったのかもしれない。二週間以上ブログを更新できなかった。お花見に一度も出かけない間にソメイヨシノは満開となり花吹雪となって散ってしまった。今朝、家の近くで大好きなモッコウバラが咲き始めているのを見つけた。早くも新緑…

Arctic Circleからの絵葉書

買い物へ出る際にポストをみたら Arctic Circle(北極圏)の字と、(北緯の)緯度と、サンタクロースの図柄が描かれた特大サイズの切手が貼られた絵葉書が届いていた。前回のブログで書いたとおり、2月初めにフィンランドへ旅した息子家族からのものだった。 次…

🦆Karugamo weekly

「カルガモ引越センター」という業者があるが、カルガモの親子は移動する(引っ越す)習性があることを2年目にして初めて実感している。カルガモの「おっかけ」を始めた昨年は、出会ったのが一組だけだったし、ヒナが生まれた時から巣立つまで、ずっと同じ池…

写真整理アドバイザー+🦆karugamo

写真整理協会という団体をご存じだろうか? 相次ぐ緊急事態宣言のために今年になって料理教室を開催できたのは4月の一回だけだった。自粛を逆手にとって、普段なかなか取り組めない資格取得に挑戦してみた。三つの分野の、知名度がまだ低い資格だが、それぞ…

アニマル・ウェルフェア(動物福祉)

唐突だが、もし卵が一個60-70円したら、私たちはどうするだろうか?日本では、卵は低価格で安定している食品の一つだとおもう。先進国の中には、そうではない国もある。2008-2011年に住んだスイスがそうだった。スイスのスーパーで、卵の値段に驚いたのを思…

親戚っていいな!💕

日曜日に、身内の若者世代の集まりを開催した。6月に入籍した兄の長男夫婦と、我が家の子どもたちとが顔合わせをするクリスマス会。 コロナあり、9月の母の手術やその後のフォローあり、息子の試験勉強ありと、気づけば顔合わせができないまま半年が経ってし…

サフランの花

10月一回目の料理教室に来た友人がくださったサフランの球根が昨日咲いた。10月は、パエリアがメインの教室だったので、なんともタイムリー! サフランは、ずっと以前に買って咲かせたことがある。水も必要なく、ただ置いておくだけで花を咲かせるたくましい…

葡萄

ボージョレヌーボの解禁日が近づいていることを意識したわけではなかったが、11月の料理教室のインテリア小物類は、気づいたら葡萄関連のものが多くなっていた。パリで偶然行き会った骨董市で見つけた葡萄の絵皿。葡萄の葉の織り柄のテーブルクロス。ワイン…

モネとマティス @ POLA美術館

前回のブログで季節の色について書いたが、一昨日は、この上なく贅沢な色と空気感を堪能する一日を幸運にも過ごすことができた。 友人二人とともに箱根のPOLA美術館に日帰り旅行し、来月三日に終了するモネとマティスの特別展を滑り込みで観てきたのだ。三人…

秋の朝の小さなしあわせ

お天気がよい週末は、本当に久しぶりではないだろうか。 この季節から冬にかけて、窓から斜めに部屋の奥まで差し込む朝の陽の光が大好きだ。 涼しげな風情が気に入って、今夏に我が家に仲間入りしたオリヅルランだが、温かみ溢れる光に包まれて、また別の表…

残暑のなかで

体温よりも気温が高い日が続いたが、今日はいくぶんマシな残暑日となった。久しぶりに9時前に家を出て、池を一周してからスーパーに向かった。先週に続き息子が午前中から“勉強合宿”に来るというし、11時には、日課になっている母の通院がある。 暑さと忙し…

日本の雲は美しい。季節感に溢れている。海外5ヵ国に住む機会を得たが、少なくとも私にとって、日本の雲が一番表情豊かだ。 8/2のブログで、池に写り込んだ雲と緑に梅雨明けを感じたと書いた。 https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/08/02/1705…

ローカル版ひまわり

5日前、いつものように公園に行ったら、子ども広場のちかくで、マイブームの葉っぱを見つけた。 近づくとまだ固いつぼみのひまわりたち。かろうじて色がつき始めたのが一輪、二輪。 つぼみの時は、まるでアザミのよう。 なかなかアート的な造形だ。矮小系の…

ひまわり畑

夏の花・ひまわりとその蜂蜜に特別な思いを寄せるようになったのは、35年前にさかのぼる。スイスのジュネーブに住んでいた時の夏、レンタカーでフランスのロワール川に沿って走った時、生まれて初めて一面に広がるひまわり畑をみて感動した。一本一本にボリ…

ひまわり

8月に入って以来ずっとひまわりをテーマに書きたいと思っていた。ひまわりの魅力的な蜂蜜に巡り合ったのがはじまりだった。偶然(いや、必然?)母のために選んで買った。 「ひまわりの花に香りってあったっけ?」と思うが、蜂蜜になると、香り、旨み、色、…

残暑お見舞い申し上げます

猛暑の毎日。 しかし、目を向けると、東京の身近な場所にも「涼」を感じるシーンは見つかるものだ。久しぶりに出会ったダイサギ。 純白の羽が、見るものの体温を下げてくれるようだ。コロナと猛暑に見舞われた異例のお盆休み。 皆様、どうぞお大事になさって…

梅雨明け & karugamo update

今朝、公園に到着すると、青空に白く浮かんだ雲と深い緑が、視野いっぱいに私を迎えてくれた。梅雨が明けたことを実感した。無風か微風の日にだけ見せてもらえる天然のミラーマジックに、しばし足を止めて見入った。 ジヴェルニーの睡蓮池の景色に出会って以…

夏の使者、かぶと虫

今日から8月。コロナの感染拡大、大雨被害、記録的に長い梅雨、五輪延期など、異例尽くしで、盛夏を迎えた実感がない。しかし、先週の連休中の梅雨の晴れ間に池を訪れた際に、一足早く夏を見つけた。 [採る、ではなく、撮るだけにしよう] 老若男女の散歩客…

雨上がりの夕刻ーー karugamo update

大雨の被害が依然と続き、感染拡大に伴うGo Toキャンペーンの迷走とともに、日本列島は大きく揺れている。今日の「海の日」も、本来ならばオリンピック開幕を記念する明日の「スポーツの日」も、なんともむなしく響くばかりである。 しかし自然の生き物たち…

チビちゃん & ひとりっ子 ーー karugamo update

2週間以上カルガモ家族の動静を書かなかった。その間、4-5回は会っているのだが、小さいヒナだった頃に比べ、変化はゆるやかになっている。6羽で隊列をなしていたり、ゆったりと広がって泳いでいたりした。その一方、雨の日には水面に枝が張りだした木の下で…

動と静

コザキの集団に出会ったことを書いた。それも、「賑々しかった」と。動きだけでなく、じゃれあっているのか喧嘩なのかわからないが、鳴き声を上げながら。 しかし、今春から見てきた池の鷺たち(コザギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギ)の印象は「静」だった…

White & Black

思いがけない出会いがあった。 今月の第一回目の料理教室終了後の昨夕6時半頃、手紙の投函ついでに三日ぶりに池に行った。すると、保護色のカルガモ6羽の代わりに、真っ白な6羽がいたのだ。普段は黒い鵜が群れをなして止まっている杭に、コサギが、連なって4…

睡蓮が好きな(?)鳥・バン(Tokyo & Giverny)

お母さんと2羽のヒナ先週、睡蓮が咲く池でニューフェースに出会えた。バンの親子だ。 親鳥は、つややかな真っ黒な羽に覆われたなボディーに鮮やかな赤と黄色のくちばしがひときわ目立つ小柄な水鳥だ。首をふりながら泳ぐ姿に愛嬌がある。そして、睡蓮の葉の…

娘の来訪 ――自粛解除のおかげで

週末、娘が泊りに来てくれた。最後にこの家で会ったのはいつだったかを思い出せないほど久しぶりのことだ。 2月末に母が転倒し、私が母の全面的アシストをし、コロナ感染対策も強化し始めてから、我が家を訪れる身内はいなくなった。私と同じ区に住む息子家…

karugamo update

[5/27現在] アフラックのCMでは白いアヒルだが、親戚関係(?)のカモ。やはり「クワッ」と鳴く姿は絵になる。子どもたちになにか号令をかけているのかな? 日を追うごとに大きくなるヒナたち。「ヒナ」ではなく、コガモと呼ぶにふさわしい雰囲気になってきた。…

緊急事態宣言の解除 & karugamo update

朝9時半頃、公園に着いて見回したとき、テレビ番組の「ブラタモリ」ではないけれど「アレっ!」と思った。昨日までと違う、と。 そう、子ども広場のブランコが揺れていたのだ。 緊急事態宣言が昨日解除されたことを実感した瞬間だった。4月初めに宣言が発令…

春のジヴェルニー

春のジヴェルニーの池もまた魅力に溢れている。睡蓮の紫がかった新芽がかろうじて水面に顔を出している初々しさ。モネが描く睡蓮と柳が頭に擦り込まれているが、春はそれらの主張が強くないのが幸いして、池の周りを彩る花や木々の息吹がスーッと見るものの…

睡蓮とジヴェルニー(Les Nympheas)

いつもウォーキングする池のほかに、隣接する小さめの池がある。ときどきそちらにも足を延ばす。葦などが多く茂っているが、その一角では早くも睡蓮が数多く咲いている。5/9に既にスマホで写真を撮っている。睡蓮は初夏の花と思っていただけに、開花時期の早…

コクリコ(Les Coquelicots)

パリのオルセー美術館に、クロード・モネによる「コクリコ(=ひなげし)」という絵がある。野生のひなげしが咲く丘を描いた絵。その中を歩く母親らしき女性と子どもが小さく描きこまれている。主役はあくまでタイトルが示す通り、ひなげし。オルセー美術館…