60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

イギリス風料理に思う

[12月の案内文より] 今年はちょっぴり英国風のEarly Christmas Lunch。和牛のおいしさは格別ですが、赤身でヘルシーな豪州産牛ヒレ肉を生かしてクリスマスカラーのサラダ仕立てにします。少し早めにかけておくドレッシングが肉の旨味と柔らかさを引き出して…

2022 娘が主役のツリー✨🎄✨

12月2日に始まった料理教室を4回終え、一区切りついた。あとは、臨時の16日一回を残すだけ。 11/19に先月の最終回が終わった翌日には屋根裏からクリスマスツリーやグッズを下ろしてデコレーションをスタートした。 毎年変化をつけるツリーだが、今年のテーマ…

誕生月

11月は誕生月だった。今年はいつもより特別なものになった。 まずは、あまり喜ばしくないが正規の高齢者になった。区役所その他機関から様々な書類が届き、その現実を突きつけられている。 その一方嬉しいことが2つあった。今まで見たことがないほど美しい…

ムール貝とシードル

19日に今月最後の教室が終わった。「ノルマンディーの思い出」と名付けたランチ会。 11月のハイライトは、ムール貝とシードル(リンゴから作る発泡酒)。まず最初に、大鍋一杯のムール貝を香草バターで蒸し上げ、茶碗に注いだシードルで乾杯! 日本ではベル…

娘とのデート

昨日はサテライト型グループホームで暮らす娘のYと一日デート。ときどき彼女が企画してくれる。前回は、9月に彼女のお誕生日祝いで銀座へ。 今回の第一部はYが住む界隈の散策、第二部は彼女の小さなワンルームで。 最初は町名の由来となっているお寺訪問から…

ハロウィーン

韓国ソウル市で土曜日に大惨事が起きてしまった。このような形で命を落とした多くの若者とそのご家族のことを思うといたたまれなくなる。 この事故の直後だけにハロウィーンに触れるのは気が引けるのだが、こども主体のこの行事について書くことをご容赦くだ…

Simple is best.

美しい秋晴れのなか10月が終わろうとしている。思い返せば走り抜けた9月と10月の2ヶ月だった。8月下旬にお母様を見送った兄嫁は、海外との間を二往復したのちに兄とともに帰国し、いまや隣の家の家電製品も買い替えて生活が軌道に乗りつつある。 残暑の9月6…

怒涛の二週間

怒涛のような二週間が過ぎ、一昨日の早朝に兄夫婦が本帰国した。 私的な用事で一時帰国していた兄嫁がいったん海外に戻った9月28日の翌日から、隣の家のリフォームが始まった。築32年の二世帯住宅なのだが、兄の家族に代わって母が20年間暮らした家は、一度…

思い出昼食会

木曜日に久々に”おもてなし”の昼食会を開いた。といってもメインゲストは母方の伯母。伯母の長男の嫁・Kさんが車で一緒に来てくださった。日頃から行き来がある姪のHさん、そして私の4人ランチ。Hさんが今回の集まりの立案者。伯父は数年前に亡くなり、独り…

菅前総理の弔辞

安倍元総理の国葬が大過なく終了して早3日が経つ。所用に追われ、ブログをすぐに書けなかった。 日が経つほどに鮮明によみがえってくるのは、菅前総理の弔辞だ。公人の公的な場での弔辞で、こんなに心に響いた言葉はないかもしれない。胸にささり、涙した。…

臨場感?

生後三か月の赤ん坊もいる息子家族4人がロンドンに到着した二日後にエリザベス女王が亡くなられた。4歳児もいるし、自分たちの生活を立ち上げるので精一杯だろうと思ってこちらからの連絡は控えていた。 今週になって、事務連絡がいくつかあったのでラインし…

エリザベス女王と英連邦

一昨日、エリザベス女王の国葬が厳かに執り行われた。かつて世界に君臨した歴史をもつ大英帝国の、それもご在位期間が70年にわたる君主であられただけに、世界の多くの国と人々にとって喪失感は大きい。 今回、久々に「英連邦」という言葉を頻繁に耳にする。…

切れ目がない…

この一ヶ月間、非日常的なことが相次いだ。9/6に息子家族がロンドンに旅立ったことは前回書いた。その前の八月半ばに兄嫁のお母様が緊急入院され10日後に帰らぬ人となられた。海外から駆けつけた兄嫁を始め、家族全員がしっかりと意識のあるお母様と最期の別…

息子家族の旅立ち

9月6日に書きかけたブログを遅ればせながらUPします。 *********** 今朝早く(9/6)息子の家族がロンドンへ向けて出発した。4歳のJくんと、出発二日前に3ヶ月になったばかりのベビーもいるので、空港直結のホテルに前泊し、当日は6:30にチェック…

火球!

昨夜、生まれて初めて火球をみた。 今朝のニュースでご存じの方も多いと思うが、昨夜7時半ころ、東海関東のかなり広い範囲で南の空に火球が見えた。流れ星が大気圏に突入し、非常に大きな光を放つ現象らしい。専門家によると海に落下した筈だという。 ちょう…

夏のアパルトマン

自宅の一階に暑さから逃れられる場所があることに気づいて思い出したことが二つある。 飛躍しすぎて呆れられそうだが、一つはパリのルーブル宮。 そう、美術館として有名なルーブル宮殿。古くは中世に遡る国王の城としての歴史を持つ。時代の変遷と国王の権…

私の避暑地

今年の夏はほんとうに暑い。まだ8月上旬なのに猛暑日の記録を更新しているという。 そんな中、我が家で大活躍している部屋がある。私が「イチロールーム」と呼んでいる部屋だ。独立した子どもたちの部屋を繋げ、夫の一郎さんが、定年退職後に読書や好きなこ…

たかが額、されど額

先月、小さなしあわせを感じたもう一つのプロジェクトがあった。 9年前にプレゼントされたままになっていた版画2枚を額装したことだ。 一枚は、スイス時代の同世代・同業で親しかったフランス人夫婦から。 「イチローにぴったりなのを地元の蚤の市でみつけ…

フォトパネル

7月中、PCの買い替えのほかにも普段できないことに時間を使った。プライベート空間のマイナーなインテリアチェンジ。 その筆頭が、コレ↓↓↓ 寝室までの狭い廊下の壁。 元々は、寝室内の夫の書斎スペースに設置されていたものを引っ越したのだ。夫がカスタマイ…

新しいMYパソコン

7月ももう終わりだ。 夫の命日に近かった上に、大変なことが起きてしまっただけに、ブログは悲しみや偲ぶ内容に始終した。 家に篭っている時間が長かったのだが、全く別次元の作業にも半月ほど費やしていた。9年ぶりにパソコンを買い替えたのだ。 今までのパ…

6・7月を振りかえる

先週土曜日は夫の月命日だった。毎年6月は、とても大切な月の一つだ。夫の命日、息子の誕生日、義父と実父の命日もある。更に、今年は息子の次男が誕生した。輪廻転生を感じる月だ。 すでにブログに書いてきたが、今年の6・7月は、悲喜こもごも色々なことが…

吉田松陰のことば

4日前に凶弾に倒れ亡くなられた安倍元総理の葬儀が執り行われた。柩は、増上寺を出て、自民党本部、官邸、国会の前をゆっくりと巡っていく様子がテレビに映しだされ、画面の前で、手を合わせ涙をぬぐいながら眺めた。 夜のニュースで昭恵夫人の言葉が紹介さ…

喪服

7/8の夕方ほど、喪服を着たくないと思ったことはない。夫が死去したとき以上の拒絶反応。日本のみならず世界中に衝撃が走った安部元総理の襲撃事件の直後のこと。 その日はある方の偲ぶ会に18時から出席する予定になっていた。撃たれたとの速報が入って以来…

亡夫と娘とわたし

昨日はかなり久しぶりに友人のAさんと会った。仕事やボランティアなどで次々と新しいことに挑戦する明るく前向きな女性だ。昨日も最近のチャレンジを明るく楽しそうに語ってくれた。 しかし私と同年齢の彼女の心には、いつも晴れないモヤモヤがある。現代社…

フランスのピアノ、プレイエル

猛暑の中、久方ぶりにピアノの調律師のK氏が来てくださった。 夫がパリで求めて持ち帰り、彼の「宝物」だったプレイエルの調律のために。 前回のブログで、夫は最後の最後までピアノを習い続けたと書いたが、実は夫にとってピアノは「50の手習い」、50歳を過…

8回目の命日に

昨6月23日は、夫の8回目の命日だった。 今週に入り、さまざまな方からご連絡をいただいている。毎年必ず命日にお悔やみの言葉を送ってくださる仕事でご縁が深かった方。夫が病と仕事の合間を縫って最後の最後まで通い続けたピアノの先生…。もちろん私の友人…

アナザー・ミッション

ママが入院していたほぼ一週間、孫のJ君と二人で過ごしたが、子守り以上(?)に大変だったことがあった。新生児のS君のパスポート取得の手続きだ。 ※注: 長文のブログ日記になってしまいました。お忙しい方は読まないでくださいね ************ 8月にパパの…

ベビー誕生

大変長いことブログを留守にしてしまいました。 6/4の朝、息子夫婦に新たな家族が誕生しました。元気な男の子のS君 。そして6/10に母子とも無事に退院しました。 6/4 深夜1時過ぎのお嫁さんからの電話ですべてが始まった。バァバはタクシーを呼んで超特急で…

アルバム『Requiem』

パリ在住のNさんの亡きご主人様を偲んで『Requiem』というフォトアルバムを作ってお送りしたことがあると、前回のブログで書いた。 私が作成したアルバムの中で、異色のもののひとつだ。 Nさんは、夫が勤めていたパリの職場で、とてもお世話になった、私と同…

ファミリーアルバムの最終章

出産予定日が迫っているお嫁さんのところに24時間いつでも駆けつけられるよう、臨戦態勢に入って一週間が過ぎた。 落ち着かない。しかし、時間は空いている。普段できない片付けでもやればいいのに、苦手なものには気持ちが向かない。 結局「写真整理の自習&…