60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

One Team

桜の戦士たちの戦いが終わった。
すばらしいものを見せてもらった。

ラグビー初心者にとって、今回の試合観戦で非常に印象的で感銘深かったのは、日本代表の国際色の豊かさだった。
夫が生きていたら、きっとこの多国籍チームに人一倍感動して、エールを送っていたに違いない。

今大会で、母国を相手に戦うことになった選手たちが複数いたにも関わらず、彼らはOne TeamとなってNipponのために全身全霊をかけて戦ってくれた。この日に至るまで、どんなにか苦労と葛藤があったことだろう。
代表たち全員に、大賛辞と感謝の気持ちで一杯だが、一日本国民として、外国籍の彼らに、ひときわ
大きな拍手とお礼の言葉を送りたい。

日本は島国で、単一民族・単一言語に近い国だ。そのため、歴史的にみて、異質のものを受け入れるのが不馴れなところがある。
それだけに、よくぞここまで!と、双方の歩み寄りと努力に感嘆してしまう。

ひとつの目的のために、多国籍の人間が、文化や習慣の違いを乗り越え、心をひとつにして修練し、戦い抜くことができることを、ラグビー日本代表は、全国民に証明してくれた。

そして、代表選手たちこそ、真の国際人であると思った。
外国語をネイティブのようにしゃべることよりも、もっと大事なものがあることを示してくれたように思う。

日本の若者たちが、選手たちの努力と姿勢を見習って、ほんものの国際人を目指していってほしいと願う。
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[全く違うシチュエーションだが、多くの国の人が集うイベントにスイスで参加したときに]