60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

「栗拾い休み」

今朝の読売新聞の読者の投書欄で見つけた記事、「“栗拾い休み”の思い出」に、思わず嬉しくなってほほえんでしまった。
70歳の女性読者が、子ども時代に岩手県に住んでいた頃、栗拾いのために学校が休みになったそうだ。

記事を読んで思い出した。
スイスに「じゃがいも休み」があったことを。

80年代にジュネーブ近郊に住んでいたとき、娘が通っていた公立幼稚園をはじめ、公立校では、10月に一週間の「じゃがいも休み」があった。
じゃがいもの収穫時期に、子どもたちが親の手伝いができるように、学校を休みにしたのが始まり。
今では、地球温暖化の影響で、収穫時期も早まったし、かつてのように子どもの手を借りる必要がなくなったものの、秋休みの名称と時期は、そのまま残っているという。(今日、ネットで調べたが、いまだ健在😃✌️)

日本でもスイスでも、かつては子どもの労働力が必要だったのが理由とはわかっていても、秋の恵みのネーミングに、ほっこりとした気分になった。
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[2010年、ベルン市近隣にて]