60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

親亡きあと…

ほぼ一年ぶりに、娘の高校時代のママ友たちと会った。一人、群馬から上京してくるというので、急遽会うことに。
娘は、群馬県の山奥にある全寮制の白根開善学校に三年間在籍した。
標高1200m、陸の孤島のような場所にある学校だった。生徒たちも、親たちも、半端な気持ちでは全うできない環境だった。

今日の娘が、障害者なりに自立できているのは、中学時代に通ったフリースクールと、この学校のおかけだと思っている。後者は、生きる力を教えてくれた学校だった。

親も、その運命共同体の一端を担っていたので、卒業から20年近く経っても、結束力は固い。
久しぶりに会っても、すぐに本音トークとなり、話は尽きない。
卒業、成人式、20代、30代と、子どもたちの年齢の変化と共に、直面する問題も変化してきた。
我が子が37歳になっても悩みが尽きないところが、障害者の親たるところ。

「一難去るとまた一難。
まるでモグラたたきのように、想定外のところから次の問題が顔を出すのよね~💦」
と今日も皆でため息をついた。

子どもたちは、この20年の間に確かに成長 していると思う。
しかし、本人任せにできる日は来ない障害者たち。(手帳をとっていない人もいるが、ボーダーラインには変わりない)

アラフォーとなった我が子を持つ親として、今日の大きなテーマは、
「親亡きあと、どうするか?」

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