2019年10月、私たち日本人の心は、まるでジェットコースターのように揺さぶられた。
相次ぐ台風と大雨による前代未聞の大災害、ラグビー日本代表の初の決勝トーナメント進出、天皇陛下の即位の礼正殿の儀、そして10月最終日には、沖縄の首里城の焼失という衝撃的なニュースが飛び込んできた。
おめでたい出来事の狭間で、なぜこうも重ならなくてはならなかったのだろうか。
運命、というしかない。
我が子に障害がみつかり、夫を病で亡くした私は、人一倍「運命」を感じてしまう。
悲しくても、無念であっても、運命に従うしかない。
一歩ずつでも前に進むしかない。
今回の被害と損失は甚大極まりない。私たちは、辛い思いをしている方々の存在を、決して忘れることなく、心を寄せ、応援と支援を送り続けることが大切だと思う。
いつかまた安寧の日々が戻ってくることを祈りたい。