60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

素朴尽くしの文化の日

息子家族が久しぶりにやって来た。
いつも通り、朝10時過ぎに到着して、帰りは夜8時過ぎまで。
ただ、今回は 隣の母も娘も昼夜の食事に参加して、二週間遅れで孫の2歳のお誕生日を祝った。
f:id:bistrotkenwood:20191104091305j:plain
[パパが遊んだレッサーパンダとママが持参のバルーン]

言葉も増え、意思表示もはっきりしてきた。
今朝も、玄関で出迎えると、開口一番、「ばぁば、はっぱ」といいながら三枚の葉を私の手のひらにのせてくれた。緑のもみじ、赤く紅葉し始めた桜の葉、茶色くなった照りのある葉。
また、近くの公園にいくと、どんぐり、小石、小枝を拾ってプレゼントしてくれた。
孫を通じてふだん目に留まらない景色やものが見えてくるからおもしろい。
もちろん、チョロQも得意気にみせてくれるごく普通の男の子だ。

今日は、文化の日。
孫とゆっくり歩きながら公園の隅にひっそりと咲く小菊を見て、息子の小学校時代に心がワープした。

その小学校では、菊まつりという一年の中でいちばん大きな行事がこの日に行われた。
生徒たち一人一人が半年かけて菊を一鉢ずつ育てあげ、文化の日の頃に見頃を迎える菊の花を親たちに披露してくれる。
また、班ごとに学校の畑で収穫した野菜で「菊の子汁」を作り、ふるまってくれた。我が子の班が豊作の年もあれば不作の年もあった。

夕食は、娘がお土産で買ってきたほうとうを初めてつくることにしていたので、偶然ながら、菊の子汁の思い出と再び重なり、みんなの話題となった。孫も美味しそうに里芋や南瓜などを食べていた。

子どもたちや孫そして母が来てくれたおかけで、日頃忘れかけていた晩秋の自然や、農家が多かったかつての地元の暮らしを思い出させてもらう一日となった。
*************
ちなみに、バースデーケーキは、私のレシピの中でもっとも素朴なスポンジケーキ。甘いものをなるべく食べさせないようにしているというお嫁さんのリクエストに沿って、甘さゼロに近い少量のホイップと月並みなフルーツをトッピングしてみる。(大人用には、お酒と砂糖入りの、オプショナルホイップを用意😃✌️)
孫が「おいしい」と三連発💕 🙌
大人にも素直な味が好評だった♪
「結局、一番シンプルなものが美味しいってことね」と言いながら。