昨日のブログで、ベルンではミモザが手に入らないのだろうと書いたが、私自身が買っていたことを思い出した。
友人のクリスティーヌさんにランチに招待された2011年3月8日のちょうど1年前。
実は、3月8日は亡くなった夫の誕生日だった。
平日だったが、いつもよりちょっとおいしいご飯とワインでお祝いしようとおもった。昼間、市内の青空市場の花屋に立ち寄ったら、ミモザが売られていた。「ミモザの日」の当日だったおかげだろう。無手勝流ながら食卓に飾ってみた。
ワイングラスを片手に、嬉しそうに笑っている夫がミモザとともに写り込んでいる写真も出てきた。
十年一昔。。。
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ところで、クリスティーヌさんに招かれた日付を書きながら、ハッとした。
東日本大震災の三日前だったのだ。
ベルンでも春の気配が感じられる、のどかな日だったことを思い出す。
誰が三日後の天変地異を想像できただろうか。
(ベルンでの誕生祝いから四年後の夫の死も…)