60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

国際オリンピック委員会(IOC)本部

東京オリンピック開催が危ぶまれ始めている。
ヨーロッパとアメリカでも感染が急速に拡大している。
昨日のトランプ大統領の「延期」発言は、世界に波紋を広げているようだ。
トランプ大統領の評価は、常に二分するところだが、その発言は看過できないと、改めて思う。
国際オリンピック委員会バッハ会長による「WHOに従う」という、同じく昨日の発言と相まって、日本のマスコミの論調も変わりつつあるように感じる。
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ところで、国際オリンピック委員会の本部はスイスのローザンヌにある。
2020年オリンピックの東京への誘致活動が盛んだったころ、度々ニュースでも本部を映し出していたが、普段はスイスとのつながりは忘れられている。そういう私自身も、1980年代と2010年頃の2回、スイスに住みながら一度も訪問したことがなかった。一般向けのオリンピック博物館があるにもかかわらずだ。
夫が亡くなった翌年の2015年に、センチメンタルジャーニーで、スイス時代以来親しくしている安東一郎氏(グリンデルワルト日本語観光案内所所長)の主催するスイスを巡るこだわりの少人数ツアーに参加した際に、初めて本部に併設する同博物館を訪れた。
左右に広がるレマン湖と対岸の山並みを望む丘にゆったりと立つ風光明媚な場所だ。
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道路からエントランスまで階段を上るが、その一段一段の側面には、今まで開催されたオリンピックの年号と最終聖火ランナーの名前が刻まれている。(例えば「1964 Tokyo Y. Sakai」)
博物館内には、オリンピックの歴史と関連の展示物がならぶが、歴代の聖火トーチや金銀銅メダルも展示されていた。
1964年の東京オリンピックの際のトーチもメダルも見ることができた。

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さて、2020年のオリンピックは、一体どのような展示と説明になるだろうか?
ここにきて、急に気になりだした。