あしなが育英会のブログの翌日に書くのはとても気が引けるのだが……
今週、美味しい宅急便が相次いで届いた。
今日の夕食は、それらを中心にメニューを組み立てたら、贅沢な雰囲気に仕上がり、母ともどもしあわせな気分に満たされた。
母のところに届いたのは、高級珍味の食べきりサイズの詰め合わせ。母に恩義を感じている人からだ。生のからすみの瓶詰めは私にとって初めての食材、創作意欲がかきたてられた。
私の友人は「コスパが最高のプロセッコ、気楽に飲んでみて」と粋な計らいでスパークリングを送ってくれた。
60代と 80代の未亡人ふたりの我が家。それも母は糖尿病があるので重症化リスクが高い老人。いまだ通勤電車に乗る機会がある子どもたちを呼ぶことはできない。
普段ならば、子どもたちが集まったときにと取っておくところ、コロナの恐いニュースを聞くにつけ「いまでしょ！」と、いただくことに。
メインは、からすみのパスタに初挑戦。
昨日の週一のスーパー買い出しで、前菜に使えそうな食材探し。高級感あるメインとのバランスがよくて、野菜も取れて、ヘルシーで…。もちろん家にある食材をなるべく生かしながら。その上、先日の検診で、糖尿病の数値でイエローカードが出てしまっているから、美味しければなんでも、というわけにはいかない。
考えたあげく、牛のカルパッチョ風サラダに決まり！
シャンパンのアミューズっぽく、イクラのカナッペも即興で（冷蔵庫に運良く残っていた食材で）。使いかけのそば粉があったので、レシピ検索してプチパンケーキを作って合わせたら、思いのほかのヒットに😃✌️
テンションが上がるおしゃれなメニューの完成！
やっぱりおいしい食卓は、人を幸せ気分にしてくれる。それも、食材をやりくりして成功したときは格別だ。
あと、シャンパングラス・マジック！✴️ グラスのなかでキラキラと沸き立つ泡は、 飲む人の心も高揚させてくれるようだ。
ーー外出できなくても、孫に会えなくても、豊かな食卓は、コロナで家に籠るいま、心の処方薬に値する。
からすみとイクラのTさん、プロセッコのHさん、ありがとう！💕
[真ん中は、洋風常備菜、レンズ豆のサラダ仕立てをアレンジ。あるレセプションでこのようにプチグラスでサービスしていたのを思い出して]
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冒頭にも書いたが、昨日のブログとの落差が激しいのは否めない。
しかし、夫を亡くし、夫が遺してくれたものを少しでも多く障害者の娘のために残さなくてはならない私にとって、僅かであっても収入を得る手段が、過去の経験をいかした料理教室だ。参加してくださるグルメの皆さんに喜んでいただけるような食と演出の探求は、私にとって「仕事」なのだ。
私もまた、３月から収入ゼロ。それでもやっていけるのは、ひとえに夫のお陰だ。夫に感謝している。
今日の食卓も、有難い頂き物のお陰で、スーパーで買ったのは、カルパッチョ用の食材、それも一般スーパーのローストビーフがベース。なんともコスパがよかったのだ、😅(笑)
