60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

医療関係者と介護関係者たちに感謝

医療現場と介護現場は、ふだんから365日休みがない。

現在、コロナウィルスのために、かつてない負荷が双方にかかっている。前者では、既に医療崩壊が始まっているという声さえ聞こえてくる。後者でも、高齢者施設での集団感染のニュースがあとを絶たず、現場で働く人たちの日々の負担と緊張はいかばかりかと思う。

医療関係者、介護関係者の一人一人には、それぞれの家庭がある。コロナウィルスという見えない敵と闘う前線基地と、家庭との間を行き来する精神的、肉体的ストレスははかりしれない。

昨日も、大型連休のただ中なのに、母のためにリハビリ指導士が来てくれた。今日も、看護師が入浴介助に来てくれる。彼女たちにはゴールデンウィークは存在しない。

顔なじみになったナースとは、平常時のちょっとした瞬間に、雑談したこともあるが、小さい子どもがいたり、様々な家庭を背負っている母であり妻であることを実感している。それにもかかわらず、訪問看護を必要とする患者や高齢者たちのために、多大な犠牲を払って仕事を全うしてくださっていることに、利用者としてとても申し訳なくおもいつつ、ただ頭が下がるばかりだ。

彼女たちの努力と誠意に応えるために母と私に今できること、それはひとえに、感染を防ぎ、体調を崩さず、元気で居続けることだろう。

母は母なりに頑張っていると思うが、私もまた、ふだんよりも増えている母の身の回りのサポートと、免疫力アップの食事作りを頑張っていこう。そして 不要不急の外出を控え、身内であろうと「外の人」とのコンタクトを引き続き避けるようにするしかない。

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[早くもクレマチスが咲いていた。塀の窓から互いに支えあうように顔をだし、空に向かって力強く。置かれた環境でたくましく、しかも美しく花開く姿にあやかりたいものだ。]