近距離で見るラベンダーは地味な花だが、鳥のゴイサギもまた地味だ。ウォーキングで訪れる池でゴイサギのカップルに出会って以来、ブログにアップしたいと思いつつ、10日も経ってしまった。アオサギ、カワセミ、ダイサギなど、存在感がある鳥たちが次々と現れ、後発隊の彼らのことを先に書いてしまった。インスタ映えする彼らと一緒に写真を掲載すると、ゴイサギを正統評価してもらえなさそうに思い、先延ばしになっていた。
そうしたら今日、水ぎわの木陰にいるメスに出会った。目線は水中ではなく、こちらをじっ~と見ていた。「まだ私たちのこと、書いていないでしょ?」と見透かされたかのようだ。「今日こそ書きます!」とゴイサギに誓いながら帰宅した次第、笑。
アオサギやダイサギを羽生結弦、玉三郎にたとえたが、ゴイサギは…
…そのシルエットは、(特にメスは)トライのために据えられたラグビーボールとでもいえようか。首を縮め、どちらかというと胴体が縦形で、他の鷺たちとは立ち姿がかなり違う。オスの頭には、反り返ったシャープな飾り羽。自然界の御多分に漏れず、メスは飾り羽もなく褐色で超地味。でも、オスとメスが並んで水辺の枝に止まる姿は、微笑ましい。どことなく漫画チックな鷺だと思う。
[ こちらを見たまま動かないので、くちばし、横顔が撮れない! いつもながらの精度の悪いスマホ写真をご容赦ください🙇💦💦]
「水辺の鳥たち」
https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/05/01/140816
「野鳥に惹かれて」
https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/05/03/220526