60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

動と静

コザキの集団に出会ったことを書いた。それも、「賑々しかった」と。動きだけでなく、じゃれあっているのか喧嘩なのかわからないが、鳴き声を上げながら。
しかし、今春から見てきた池の鷺たち(コザギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギ)の印象は「静」だった。「もう少し、よいカメラアングルに動いてくれないかな~」「そっちの方ばかり見てないで、頭を回してくちばしを見せてほしいな~」といいたくなるほど、剥製のように固まっていることが多い。
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昨夕の前に最後にコザギを見たのは6/30。池の端に飛んできて、スローモーション映像のように一足一足あゆみを進めていた。時折、じっと立ち止まる。
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すると 、「あれッ?! 」 くちばしのところで何かが動いている。よく見たらいつの間にかトンボをくわえていた。頭を動かしてパクっと捕まえた姿は見ていない。じっとしていたから、トンボがくちばしを枝か何かと間違えて止まろうとしたのではないだろうか。動かずして、あの敏捷なトンボを捕らえられるとは!賢い!
静止しているのには訳がある、とそのとき思った。それだけに昨日の、純白の翼とともに群れで繰り広げた豪快な動きは、白鷺入門者には驚きだった。