時間が一ヶ月以上さかのぼるが、一昨日のお祝い会よりもっとおめでたい身内のランチ会を8月に開催した。実兄の長男D君夫婦の結婚祝い会だ。
開催直後に母の足の疾患がただ事ではないことが発覚し、通院、検査、入院、手術とつづいてしまった。そのため、徒然日記は書けても、この特別な会について書く機会を逸してしまった。今回の慶事ブログに続いて記そうと思う。
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D君が6月末に結婚した。コロナのために、挙式・披露宴の計画すら立てられないまま、結婚報告のハガキを親戚一同に送ってくれた。自粛解除から2ヶ月以上経ち、D君とお嫁さんのYさんは、祖母に当たる母のところにわざわざ挨拶に来てくれることになった。(思い返せば、第二波の感染拡大の前で、ラッキーだった。)
どのように迎えれば、初対面のYさんが緊張せずに済むかしら?と母と相談した。堅苦しくない雰囲気、演出、食事――すべてカジュアルな感じにしようということになった。テーブルクロスは、赤と白にハートの柄のカントリー調。食事はワンプレート。だけど、最初だけはお祝いの演出に。
前日の午後、親友から「せっかくの結婚祝いの会なのだから、海外のお兄さん夫婦がオンラインで参加できるようにしたら?」という提案メールをもらった。なんてgood idea!さっそく兄嫁とD君に相談。とんとん拍子でテレビ参加が決まった。
ひときわ暑い日の正午過ぎ、彼らは登場した。明るく、さわやかで、すてきなお嫁さんだった。初対面とは思えない自然な立ち振る舞いのYさん。すぐに打ち解けて、さっそくD君と二人でWIFI接続、PC画面(カメラ)のセットアップにとりかかってくれた。予定時刻にオンラインにすると、画面に兄夫婦、そして横浜在住の次男のG君が現れた。目を丸くする母。
「映った、映った。よろしく~。じゃあ、お祝い、乾杯しよう!」
こちらは、シャンパンを抜き、4つのグラスに注ぐ。兄たちもそれぞれにグラスを持ったところで「結婚、おめでとう!カンパ~イ!!」時空をこえて祝福ムードに染まった。
「ではでは、次はコレ! (^^♪」
都心のチーズ専門店から取り寄せたハート型のチーズ(仏製のブリア・サヴァランにラム酒漬けのレーズンが貼りつけてある)をミニチュアサイズのウェディングケーキ風に仕立て、簡単なフィンガーフードで飾ったセンターピース。
そして、オーガンジーのリボンをつけたチーズ用ナイフを差し出して「ふたりで入刀を、どうぞ!」
おままごとのようなウェディング・チーズ(笑)にビックリ顔の二人。でも、まじめに受けとめてくれて、「では、二人での初めての共同作業となりますチーズカットをします」とD君。ちいさなチーズナイフに二人で手を添えて入刀!!
「オメデト~~♡!」画面の向こうからもふたたび祝福の声。みんなでニコニコ、ワイワイ。画面を介して、母も参加して楽しい会話が続いた。
ワンプレートが登場すると、「食レポ。食レポしてよ!」と次男のG君。前日まで想像すらしていなかったファミリー揃っての楽しい結婚祝い会になっていた。G君にも来てもらえばよかったな~。ごめんね、G君。
でも、なにはともあれ大成功!遊びがいっぱいつまった、思い出に残る楽しいオンライン結婚祝い会になってほんとうによかった。
初めての内孫の結婚に、母はとてもうれしそうだった。
D君、Yさん、お幸せにね💕❕