3年前の今日、J君は生まれた。その記念すべき日が今年は日曜日に当たったので、皆で万障繰り合わせてお誕生会をすることにした。
息子は毎週末を試験勉強に当てているなかで。出勤生活が続くお嫁さんも貴重な週末を一日空けて。私は前日に料理教室が終わったばかり。残念だったのは、娘は日曜シフトの仕事があって参加できなかったこと。
今週になって孫から「まりバァバの家に行きたい」という有難い"ご指名”を受けたので、中身よりも、お誕生日当日に集まって祝うことに意義あり!と思って我が家での開催を引き受けた。
料理教室と母の付き添いなどが続く中での準備はさすがに大変だった。
しかし、その苦労と疲れが吹き飛ぶ楽しい一日となった。
みんなからワクワクするおもちゃや絵本をもらい、普段食べないものが食べられるハレの日。「甘いものを食べさせない主義」の家族なので、甘さを超控えて作ったお菓子にも目を輝かせてくれた。三角形に切られたケーキにフォークを入れること自体、初めてだったらしい。
「お誕生日って、こんなにたくさんのうれしいことが起こる日なんだ」と3回目のお誕生日を迎えて、孫は感じてくれたようだ。嬉しさをからだいっぱいに表す幼子の姿は、その場にいる者の心も幸せで満たしてくれる。バァバもまた、家族と喜びを分かち合える幸せをかみしめた。夫もきっと、この家のどこかからうれしそうに眺めていてくれたことだろう。
J君、3歳のおたんじょうびおめでとう💗
ジィジとバァバより