10月一回目の料理教室に来た友人がくださったサフランの球根が昨日咲いた。10月は、パエリアがメインの教室だったので、なんともタイムリー！
サフランは、ずっと以前に買って咲かせたことがある。水も必要なく、ただ置いておくだけで花を咲かせるたくましい花なのだ。今回も日当たりがいいところに放置しておいた。
ところが、一昨日の夜、ふと紫のものが目に留まった。いよいよ開花の時期を迎えたのだ。
つぼみの間から、1本の深紅のめしべが顔を覗かせている。
私たちが珍重する部分だ。存在感があるが、一輪からたったの一本。
そして昨日、ついに花が咲いた。色も形もなかなか美しい。
サフラン料理を食べるとき、私たちはたくさんの花の命をいただいることに感謝しなくてはいけないとつくづくと思った。
[三番目の写真: 今日、二つ目の球根も花開いた。 昨日の花は早くもしおれてしまった。なんともはかない花だ。]
