60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

お疲れさまでした

今しがた、🎄クリスマスツリーを片付けた。「おつかれさま」といいながら。
今年ほど早くに飾り、遅くに片付けたことは過去にない。
11月の最後の料理教室の翌日22日に孫のJ君とパパママが来て飾ってくれた。それから一ヶ月と一週間、ツリーは大活躍してくれた。

「バァバのツリー、J君が飾る」
https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/11/23/150445
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はずした割れたり壊れたりしないオーナメントたちを眺めて、改めて「一つ一つはたいした物ではなかったのに、みんな揃ってよい仕事をしてくれたな~」と感慨深く思った。(注: 写っているガラスの玉は、ツリーではなく、食卓のアレンジで使ったものだ)

料理教室は予定通り三回開催したが、参加者二人だけという回もあった。地元の友人がお茶に立ち寄ってくれたこともあった。そんなとき、青・白・銀が基調のツリーは静かに部屋に季節感を添えてくれた。
「お祖母ちゃんの(ホームに体験入居する)壮行会」も兼ねた若者たちのクリスマス会では、場所を占領して申し訳なさそうにたたずんでいた。でも、母が孫全員に囲まれた記念写真では、立派な背景になってくれた。

そして昨日は…、最後の大仕事。
4-5日前に息子から「海外留学先候補の大学へ提出する1分動画を、ツリーをバックに撮りたい、だから撮るまで片付けないでほしい」とラインが入った。もちろん承諾。
昼過ぎに背広にネクタイ姿の息子が登場。
どの位置に立つか? どのアングルで撮るか? などを試行錯誤。30分後には撮影スタート。自撮りではなく、いつの間にか私が撮影者に。責任重大、💦
「一分経ったら、話すのが終わってなくても止めてほしい」との指示。手ぶれしないよう、バックの🎄が斜めにならないよう(乱視の私には難しい💦)、緊張してスマホ画面とにらめっこ。息子のプレゼンを聞くゆとりなどない。
息子は息子で、暗記したプレゼン文章を間違えずに自然体でしゃべり通すのに必死。何度も取り直した。「先輩から60テイクしたって話を聞いたよ」「やってみるとわかるな~、60回」「間違えずに台詞を言える役者ってすごいな~」などとコメントしながら「悪いけど、もう一回」。
ようやく「できた!」記録保持者?の1/3ほど回数で満足いくものが撮れた。
さっそく、プライベート指導を受けているネイティブの講師に「これでいいだろうか?」と打診。ほどなくして「とてもよくプレゼンできている、問題なし。バックの🎄もいい感じ」と返事がきた。息子は小さくガッツポーズ。私もヤレヤレ、ホッ。ミッション・コンプリート。

ブログタイトルを「お疲れさまでした」として書き出したときは、今年大活躍したツリーをねぎらう気持ちだけだった。
しかし、思いがけないフィナーレとなった昨日を振り返ると、息子にもバァバの私にも「おつかれさまでした」だったかな。

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※補足ながら、明日もまた息子が来て、今度は机がある部屋がリモート試験の試験会場になる。
娘も寮が年末年始の休みに入るので登場。二人の動線をやりくりするのが大変そう、💦
世の中はコロナで一変しているが、家の中も、例年とは全く違う年の瀬だ。