60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

鯉のぼりウィークも終了

長かったGWを皆さまはどのように過ごされただろうか?

我が家では、半径1km圏内の外出に留まったにもかかわらず、忙しく過ごした一週間となった。そのためブログは長い「連休」となってしまった。

GWが明けた昨日の夕方、二日ぶりに池に向かって坂を下っていった。公園の入り口の左手に公園事務所がある。普段はただ通り過ぎるのだが、今日は気づいたら顔を向けていた。色とりどりの「もの」が目に留まったからだ。事務所の外に渡したロープに干された「布」たち。洗濯物にしては大きくてカラフルでいびつだ。よくよくみたら…、なんと鯉のぼりだった。

思い返せば、今年ほど、鯉のぼりに一喜一憂し、鯉たちをめぐるプチ・ドラマが多かった年はなかった。

池で一列に泳ぐ鯉のぼりに最初に心躍らせたのが、ブログにも書いた4/24。

ところがドラマは早くも二日後に起こった。池に到着した時には風をはらんで勢いよく泳いでいたのに、池を半周して見晴らしの良い地点に来たらなんと!

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生き物でもないのに瀕死の鯉に大ショック!同じく足を止めた若いお母さんと言葉を失って見入った。孫のJ 君と同じ3歳くらいの娘さんが「ビショビショ...」「ママ、ビショビショだよ~。およがないの?」前夜から吹き続けていた強風でロープが緩んでしまったのだ。

翌日の4/27、朝から心配で足早に池へと向かった。木々の間から色とりどりの姿が見えたときは、思わずホッと胸をなでおろした。公園事務所の人たちが高所作業車を手配して、おぼれた鯉たちを池から救出してくれたのだ。よかった~!嬉しくなって思わず元気な姿を、パシャパシャと何枚も撮ってしまった、(笑)

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二日後の祝日、午前中から息子家族が来た。Lineで送った写真をみた息子は、かつて自分が幼なかった頃に眺めた光景を、我が子にも見せてあげたいと楽しみにやってきた。小雨降る中、皆で見に行った。あいにくの雨だったけれど、孫の J君はゆるゆると泳ぐ大きな鯉のぼりを嬉しそうに眺めた。息子家族の記念写真をパチリ!

その日のお昼は早めの子どもの日のお祝い。食卓に飾ったラムネ付きの小さな鯉のぼりを J君は手に取って「ヤネよ~りた~か~い…」とうれしそうに歌い出す。繰り返し繰り返し10回以上。最初は正しい音程と歌詞に感心していたバァバの私まで「もうそろそろやめましょうか?」

さらに二日後の5/1。息子から写真が届く。前回訪問のもう一つの彼らの目的は、パパである息子が生まれた時に求めた小さい鯉のぼりセットを持ち帰って彼らのアパートに飾ることだった。無事に竿が設置できた報告の写真だった。

「J は大喜びしています」とお嫁さんからもライン。息子の鯉のぼりが再び空を泳げるとは!

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5/4、再び息子たちと娘が来ることになった。五月晴れの美しい日。簡単なサンドイッチとシート持参で公園へ。この日は遊具や小川がある方で遊ぶために。でも帰り道に青空の下で元気に泳ぐ鯉のぼりを見て帰ることができた。

そして6日の昨夕。今年の役目を終えた鯉たちの変わり果てた姿。でも、きれいに洗ってもらえたのかな?

夢の跡ではないが、ゴールデンウィークは終わってしまったのだと痛感した瞬間だった。

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