今日、息子が留学先の英国へと出発した。妻のHさんとJ君は成田に前泊して見送った。J君にとっては、どんなパパとの別れになったのだろう? 私は、あいにく昨日がワクチン接種2回目だったこともあり、行かなかった。
火曜日に最後に会った後、息子は「受験体験記」を書いたからと知らせてきてくれた。これから留学するビジネススクールの卒業生・関係者による日本支部のHPに掲載されたのだ。自分も先輩が書いた体験記によって多くの具体的な情報とアドバイスを得て助かったように、受験をこれから目指す人たちのために書いている。
読んでみて、断片的に聞いていたことがつながり、想像していた以上にたいへんだったことを知った。
「この体験記を通して、私がお伝えしたいことはひとつです:
ーー情報戦を征し、考えうるありとあらゆる手を尽くすことーー」
という言葉から始まっている。
折しもオリンピック選手たちのインタビューを日々耳にするだけに、比較しては申し訳ないほど次元は違うとはいえ、重ね合わせながら聞いている自分に気づく。息子もまた、選手たちと同じように、最後の最後まであきらめずに努力し頑張ったのだ、と。
また、体験記の冒頭に、妻のHさんを始め、支援をしてくださった多くの方々への感謝の言葉をしたためている。
この感謝の気持ちと、大きな抱負と初心を忘れずに研鑽を積み、人間として一回り大きく成長してきてほしいと母としては願っている。
そしてバァバは、HさんとJ君の後方支援に徹することにしよう。