現在、夏休みを利用して、過去1年分のブログを本にまとめるために編集している。その中に、ほぼ書きあげていながら、未完成のまま下書きに入っていたブログを見つけた。第一志望校の合格通知が届いてから2ヵ月後、家族を残して出発して行く3ヶ月前。いま読み返してみると、みんなで会う機会が増えはじめ、息子夫婦も、私も、家族を日本に残して単身留学するという新たな家族の形を、いかにスタートさせ、乗り切るかを真剣かつ具体的に模索し始めたターニングポイントの時期だったのだと気づかされる。他愛もないGWの記述がほとんどだが、upしようと思う。
**********
<2021/5/6のブログより>「GWを振り返っておもう」
長かったGWを皆さまはどのように過ごされただろうか?
隣の母がホームに入り、母の世話から解放された初めてのGWだったが、当初予定していた以上に、家族や親族のさまざまな用事で忙しく過ごした一週間となった。そのためブログは長い連休となってしまった。
あまりにも盛りだくさんだったので、子どもたちが揃って早めの子どもの日のお祝いをした4/29がはるか昔のことのように感じられる。家に籠っていたわけではないが、自宅から半径1km以内で、ここまで忙しく過ごせる自分に笑ってしまう。「Stay homeしながら健康的に充実した時間を過ごしま賞」なんていうのを小池知事が出してくれたら、いただきたいくらいだ、笑。
同じ区内に暮らす娘と息子家族が連休後半にも来たのでいつもの倍以上楽しめた。5/1には娘が泊りがけできて、娘が働く靴量販店の系列店が徒歩圏にあるので案内してくれた。夜は夜で、娘がチョイスしてくれたDVD「Always 三丁目の夕日1964」を二人で鑑賞。亡夫が好きだったシリーズ、娘の good choiceに感謝!
さらに子どもたちの予定の間を縫うように二度、親戚の老人夫婦のために食事を作って届けた。実母の時もそうだったが、GW中は宅配弁当が休みになるからだ。私の母が喜んだように、食後にちょこっと甘いものがほしいと思って、頼まれてもいないのにプチデザートも作って添えた。ついつい時間が許す限り作ってしまう自分に、我ながら呆れてしまう。
今回、息子たちとの会話の中で「お父さんとお母さんは、人を(家に招いて)もてなすのが仕事の一部だったでしょう? ぼくたちの生き方とは違う」と指摘された。今更ながら、夫に伴走して歩んだ私の人生は、夫を陰で支え、公私ともに家に様々な方を招いてもてなすことが、かなりの比重を占めていたと思う。料理好きだったことが後押ししていたところもあるが。そして一人になった今も、そのライフスタイルと価値観を良くも悪くも引きずっているな~と苦笑してしまう。
しかし、息子に言われるまでもなく、今日の現役世代は違うと思う。なんといっても、優秀な女性たちは、妻・母である以前に、自らのキャリアを持つ社会人であるからだ。
バァバの役目は、自分自身も生き甲斐をもってなるべく長く自立して生きながら、若い家族のライフスタイルに寄り添い、応援することだと思っている。