60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

J君の初めての発表会

楽しいクリスマスイブを過ごした。
孫のJ君が今夏から通うダンス教室の発表会を見に行ったからだ。パパである息子は、家族に会うため一時帰国しているのだが、隔離・自粛期間が明けず行けなかった。パパにはすごく気の毒だが、代わりにバァバが参加。
楽しかった、面白かった、よく頑張った!
そしてバァバの社会科見学の夕べとなった。若いパパママと兄弟たちのなかで、唯一のバァバ(保護者枠は一家庭2名まで)。今時の子どもたちの習い事の世界を垣間見させてもらった。

幼児のJ君と違って年齢が上がると、踊りはまるでアイドルグループかステージのバックダンサーのよう。女の子はかわいく、男子はカッコいい。AKBやジャニーズを夢みる親子もいるのだろう。
印象的だったのは、とにかくみんな楽しそうに踊っているということ。その昔、娘は低学年の頃クラシックバレエを習っていたのだが、同じ発表会でも、舞台の上の空気感が全然違う。もちろん楽しそうな表情の裏には真剣さと努力が潜んでいるに違いない。しかし、ダンス教室に通って踊るとき、子どもたちはきっと日々の生活のストレスを発散しているのではないかと感じた。
その上、めざす憧れのダンスは、テレビやYouTubeで身近に見ることができるから、習得も上達も早い。なによりも本人たちがうまくなりたい一心で通うのだろう。

さて、当日のJ君に戻る。
家まで行くと緑黒白のポップなジャンプスーツ姿。会場は電車で程遠くない区立の会館。
J君は幼児クラス。その中でも4歳2ヶ月のJ君は最年少のようだ。ステージの袖に近いところがJ君ともう一人、背格好が同じ位の女の子(「チイちゃん」と呼ぶことにしよう)のポジション。アップテンポの曲が始まると、チイちゃんは手足を大きくリズミカルに動かし踊り始める。J君も一生懸命フォローする。ただ半テンポ遅れ気味に体が動き、ステップを踏む。最初はチイちゃんの後ろで踊っていたJ君、先生の振り付けのお陰でチイちゃんの前に踊り出る。
覚えた振り付けに従ってひたむきに踊るーーが、やっぱりちょっとずれていたりする。
そこがまたバァバにはいとおしい。

エンディングは片手の人差し指を上にまっすぐ伸ばすポーズ。大きいお姉ちゃんたちや少人数のお兄ちゃんたちのなかで最後まで踊りきったJ君。
やったね~、えらかった!!

ーーJ君ファミリーからバァバへの最高のクリスマスプレゼントだ🎄🎅🎁✨
ありがとう❤️
f:id:bistrotkenwood:20211227002045j:plain