先週土曜日は夫の月命日だった。毎年6月は、とても大切な月の一つだ。夫の命日、息子の誕生日、義父と実父の命日もある。更に、今年は息子の次男が誕生した。輪廻転生を感じる月だ。
すでにブログに書いてきたが、今年の6・7月は、悲喜こもごも色々なことがあった。
直近では(ブログで触れた)夫の著書『実践国際法』の第三版が届いた。大それた比喩になるが、吉田松陰の言葉の言うところの、(諸先輩が蒔いた種から)夫が発芽させた小さな苗を、現役の方たちが実をつける木に育て上げてくださっている。版を重ねるごとに、内容も重さも増している。
お墓参りに行った時には想像だにしなかった7月8日の安倍元総理の衝撃的な死。
この日を境に、何かが大きく変わってしまった。いまこうして届いた本を手にしてみると、7/8以前とは違う重さが加わったと感じている。
「命を賭して」「国際法の遵守」
ーー 安倍総理の言葉と明朗なお声が脳裏に響く。