安倍元総理の国葬が大過なく終了して早3日が経つ。所用に追われ、ブログをすぐに書けなかった。
日が経つほどに鮮明によみがえってくるのは、菅前総理の弔辞だ。公人の公的な場での弔辞で、こんなに心に響いた言葉はないかもしれない。胸にささり、涙した。亡くなる前の10ヶ月、安倍総理にお仕えし、偲ぶ会では総理から身に余るお言葉を賜った遺族だから余計なのかもしれない。
国葬では、元官房長官でも前総理大臣としてでもなく、友人代表としての弔辞。菅官房長官が「女房役」として安倍総理を支え続けられたからこそ、最長期政権が実現したのだということを、弔辞を伺って確信した。そして「この総理のためならば(命を賭してお支えする、お仕えする)」と決意させる「もの」を持った安倍総理でいらしたのだと改めて思った。少なくとも夫は、一公務員の立場として、病と闘いながら命を賭して最後の日までお仕えした一人だった。