長らく放置されていたバス停前の空き地がここ1ヶ月で一気に住宅建設現場に変貌しつつある。最初は雑草ジャングルの一掃。次に施工情報の看板、柵、そして立てられたのが⤵この看板。
英語、中国語、ベトナム語?、??、インドネシア語??、???…
少子高齢化とならんで働く人口の減少が問題視されて久しい。特に社会のインフラを支える人材の確保が困難と言われる。かなり前から古い家屋の解体工事現場からは聞き慣れない言葉が聞こえたりした。しかし、新規の住宅建設でも国籍をこえた多くの人材の力を借りていることを実感した。それも都心のビルなどの大規模な建設現場に留まらず、「東京の田舎」と私がよぶ我が家の周りでもアルアルなのだ。
以前住んだスイスでもフランスでも国境を越えた出稼ぎ労働者や移民や難民たちのマンパワーが社会を支えていた。島国ゆえ、異質のものを受け入れるという経験値が低かった日本はかなり遅れて門戸を開きはじめていると看板を眺めながら思った。