60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

料理教室、学習障害、写真整理、外国との縁など徒然に

新・夫のアルバム

2025年が早くも1ヵ月過ぎてしまった。息子がロンドンに戻ったあとの1月後半に没頭していたことがある。私が所属する(一般社団法人)写真整理協会がアスカネット社と共催するアドバイザー対象のコンテストに応募するためのフォトアルバムを作っていたのだ。コンテストのテーマは「写真による自分史」。自分でなくても近い身内でもよいという。個人的には、夫を亡くしてからの10年の間にかなりの数のファミリーヒストリー系のアルバムを制作してきた。同じ素材を使って様々な切り口で作ったりした。では今から新たになにが作れるだろうか⁇

しばし悩んだ末「妻から見た夫・○○○○の生涯」、つまりオフの夫の姿に焦点を当てたアルバムにしてみようと思った。自分史なので最低限の生い立ちや節目節目の家族や転勤先の写真を選ぶ一方、まずは「(妻から見た)夫の人となり」を表すキーワードを考え、列挙してみた。キーワードを表す写真は自ずと見つかり、時系列の写真の合間にキーワードのページを織り込んでみた。

例えば、キーワードその1は「スキー、ONとOFF」。社会人になってから覚えたスキーだが、それ以降ずっとスキー大好き人間だった。見開きページには、独身時代ー新婚時代ー幼児の娘とスキーする姿ー8年後に生まれた3歳の息子とのスキー、そして最後はベルン勤務時代の滑る姿。

スキーから一転してキーワードその2は「毎日が勉強、整理整頓」。家にいてもこの地道な努力を貫く人だったが、1日の中でのONとOFFがはっきりしていた。楽しそうに寛いでもいたな~と思い出す。

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こうして、公募という機会を与えられたおかげで、夫について今までと違った角度から振り返ることができてありがたかった。息子は一時帰国していた年末年始に、彼にとっての「父の背中」について語ってくれた。もしかしたら息子の言葉がヒントになったのかもしれないーー妻の私からみた夫の姿をまとめてみようと。

会うことが叶わなかった孫たちにも「おじいちゃんてこういう人だったのよ」と、手にとって見られる形で残してあげられたかな、と思っている。応募する前から私の目的は達成したと感じている。