
一か月以上前から、友人二人とお花見の約束をしていたので雨のなか出かけた。彼女たちとの出会いは11年前の四ツ谷。それから数年、一緒に参加した講座の最終回は、毎年桜の季節だった。
しかし今回は、満開の時期にヒットしたのに寒い雨の日となってしまった。コスパ最高のランチを楽しんだあと、桜咲く土手に向かった。しかし、本降りの雨で土手に上って桜並木を愛でるのは断念、プラン後半の目的地へと向かう。母校のキャンパスの中に卒業生が自由に使える場所がある。広い空間に会議室、ソファ席、テーブル席、カウンター席などがセンス良く点在する。悪天候にも関わらず、大勢の人が集い、それぞれのコーナーで楽しそうに過ごしていた。飲食店とはどこか違う、心地よいにぎやかさだった。
運良くソファ席が空いていたので腰を下ろす。隣のソファ群では20人近くの方たちが談笑。友人のMさんが「お写真撮りましょうか?」と申し出ると「是非よろしく!!」と顔を輝かされた。きくと理工系学科の方たちで卒業50年を祝い、2次会で恩師を囲んで集まっていたのだ。みな若々しく、笑いが絶えない。教授も80過ぎとお見受けするがニコニコお元気そう。幸せをお裾分けしていただいた気分だった。
私たちは、持ち寄ったおやつを広げ、コーヒーの自販機で飲み物を買っておしゃべりスタート。テーブルの上には、申し合わせたわけではないのに、桜の柄のお菓子が並び、Kさんが雨の前に庭で切って、水を含ませて持ってきてくれた淡いピンクの椿。
更に、Mさんは桜色の服のコーディネートに美しく輝くピンクのネイル。「初めてのネイルなんです。簡単な付け爪を今朝、職場の知り合いにつけてもらったんです」というMさん。まだまだ中学生の息子さんがいるワーキングママ。そんな実直で働き者の彼女だから、ネイルの華やかさが一層際立ち、私たちの心までキラキラにしてくれた。雨に色をかき消された桜を見上げたあとだけに、ゆったりと落ち着ける心地よい空間で、こうしてお花見気分に浸れた幸せな時間となった。
ちなみにKさんとMさんは、偶然にも前回のブログの中に登場した2人だ。多くのステキな友に恵まれている私は幸せ者だ。