
1週間前とうってかわって絶好のお花見日和の今日、大田区にある池上本門寺に行った。
カルチャースクール主催の講座「訪ねて、見て、知る、文化遺産探訪」に初参加した。東京近郊の様々な文化遺産を月1回ペースで5回にわたって訪れる。
15年近く続いている人気講座らしく、元·大学教授が引率してくださる。開講時からのファンも多いようだ。その知識の広さ、説明の面白さに1回目から魅了された。「もっともっと知ってほしい」という溢れ出る熱意と熱弁に引き込まれた。
池上本門寺は日蓮宗大本山の一つだそうだ。東京育ちなのに知識がなく、行ったこともなかった。池上駅からわずか10分ほどで山門に到着。山門越しに望む石段と両脇を彩る桜と新緑の楓の景色は東京23区内とは思えないほど風情がある。
6万坪以上の敷地に点在する建造物と墓地は、講師の話を聞きながら見て回ると実に奥が深い。重要文化財に指定されている五重塔の建築学的、歴史的価値に感銘を受ける。この塔は1年のうち今日と明日の2日間だけ扉が開かれ、安置されている像を参拝できる特別の日だという。なんと有り難いことか。
塔周辺は、桜の満開とも重なり、大勢の人でにぎわっていた。しかしさらに奥の、日蓮の廟やゆかりの寺にまで足を伸ばすと訪れる人はまばらで、独占するように鑑賞できた。
日本人なのに知らないことだらけで、発見と学びの連続だった。「訪ねて、見て、知る」ことの醍醐味を満喫した、あっという間の3時間だった。
来月が楽しみだ。
ーーちなみに、こんなに見応えがあり「Beautiful!This is Japan!」と感嘆するスポット満載なのに、外国人を全く見なかったことに帰りの電車の中で気づいた。驚きだ。