贅沢な見学が続いている。今日の午後、六本木にある(公益財団法人)国際文化会館に行った。作文講座の仲間の一人が、この建物をつくった建築家の一人である前川國男氏について調べて書いていることがきっかけだった。偶然、別の一人がここの会員で、案内してくれることになったのだ。
庭は旧岩崎家の庭園だっただけに見事。建物も3名の有名建築家の若き日の合作というだけあって、70年経った今も古びた感じがしない。宿泊施設、宴会場、レストラン等がある一方、会員と宿泊客専用の図書室などがあり、ホテルと違った、静かでゆったりとした空気が流れている。

同館には若かった頃から幾度も訪れたことがあるのだが、日本を代表する建築家の作品という目で建物をじっくり眺めたのは初めてだ。スイスに住んでいた時にコルビュジエを始めとする優れた建築家が設計した建物を幾つも見る機会があっただけに、新鮮な気づきがたくさんあり、とても興味深かった。完成当時には時代を先取りした建物が、かくも見事に純日本庭園と融合し共鳴しあえたのは、日本人の血が流れる建築家たちの手によるものだったからなのだろう。
本当にいいものを見せていただいた。
手配と案内をしてくださったSさんに心から感謝!!