今回のモロッコ旅行の思い出の品で、タジン鍋と並んで気に入っているものがある。
世界遺産に指定されている城塞遺跡アイトべンハッドゥで入手した炙り出し絵だ。観光客目当ての品だと思うが、なかなかの優れものだ。
サフランを溶いた水、砂糖入りのミントティー、そしてインディゴ(藍)の水で描いた絵を火で炙る。砂糖がキャラメリゼして茶色くなり、柄が浮き出すという趣向。

↑炙る前の絵。ラクダ、ヤシの木、遺跡などがうっすらと描き込まれている。
炙り出しを見終わった仲間たちは遺跡の頂上を目指して登っていってしまったが、私は残って「今仕上がったばかりの絵を買っていいですか?」と尋ねた。するとベルベル文字で私の名前を書いて渡してくれた。80ディルハム、¥1360!ラクダに乗った2日後に、モロッコの思い出を集約したような絵が手に入ってとてもうれしかった。

[マイ・モロッココーナー:手前の瓶の中はサハラ砂漠の砂。ちなみに額は、帰国後にネット購入した安価なもの]