自宅での持ち寄りパーティーに参加してくださったYさんが、昨晩、ご自宅で開催された素晴らしいパーティーに招いてくださった。
我が家でお出ししたスイスチーズを喜んで下さったので、ホールで求めて削り器と一緒にお持ちした。
この「ジロール」と呼ばれる削り器が、便利を超えてスグレモノ。
ハンドルをクルクル回すと、カーネーションの花びらのようにチーズが削れる。
見た目がかわいらしいだけではなく、薄さによる食感と、空気に触れることにより引き出される香りが美味しさを何倍にもしてくれる。
味の方はというと、華奢な姿だが、香りが濃厚で、スイスフォンデュと同様に、辛口の白ワインが合う(もちろん赤ワインでも美味しい)。
チーズの名前は、テット・ド・モアン
(Tete de Moine)。
直訳すれば「僧侶の頭」。
かつての修道院の僧侶たちは、頭のてっぺんを丸く剃っていた。
チーズの形が、まるで僧侶の頭のように見えるので、このようにネーミングされた。
グリエールやエメンタール、そしてラクレット以外にも、このように美味しい上に、インスタ映えするチーズがあるんですよ。
スイス旅行の際、また日本でも、チャンスがあったらぜひ召し上がってみてください。