首都圏のこのところの暑さと湿度、そして午後からの激しい雷雨は、40年前に住んだバンコクを思い出させる。東京ももはや熱帯の仲間入りしたのではないかと感じる。
7月の料理教室が無事に終わった。皆さんは汗だくで到着、申し訳なく思いつつただ感謝。暑かった分だけ、現地気分でタイ料理を召し上がっていただくことができた。
久々に紹介したトムヤムクン。今回はココナツミルクが入ったコクのあるタイプ。
みじん切りの生のレモングラスたっぷりとタイの調味料で味付けしたタイ風の焼き鳥。
ヤングコーンや生キクラゲ中心の野菜炒め。
どれもビールとジャスミンライスが進むおかずたち、喜んでいただけた。
そして、タイのハーブたちが間違いなく暑気払い、夏バテ防止に効力を発揮していると思う。私自身は、試作段階から教室最終日まで幾度も食べ続けているわけだが、6月から真夏日が続いたにも関わらず元気に動き回れているのは、レモングラスを始めとしたハーブやニンニク、レモン汁のお陰だと思っている。
ところで今回は大きな反省点があった。仕上がったトムヤムクンを、初日の方たちにはタイ製の小鉢によそったのだが、有頭エビ2匹を入れると汁が少ししか入らなかった。エビとハーブの旨味が溶け込んだ汁もごちそうなのに。大失敗!初日の方たちに申し訳なかった。ごめんなさい🙇💦💦
一晩悩み、食器類を大々的に変えて二日後の教室を迎えた。祖母の古い大ぶりのお椀に盛ってみたら大正解!
器と料理の合わせ方に柔軟性がある方だと思っていたが、まだまだ頭が固かったわけだ。塗りのお椀に100%タイの汁物を盛り込む発想に至らなかった。
今回の失敗を次に生かさねば!と思う。