60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

回転寿司と神社

いつもいくスーパーのすぐ手前に回転寿司の大手チェーン店がある。スーパーに行く回数だけその前を通っているのに、入り口が2階にあることもあって、中を覗いたことすらなかった。

「いまごろ?!」と呆れられそうだが、昨日初めて足を踏み入れた。

息子夫婦が少し前に、初めてJ君を彼らの近くのお店に連れて行ったらとても喜んだので、みんなで行こうと前日になって連絡してきた。午前中の彼らの用事のあと、13:30に現地で待ち合わせ。

予定よりも早く到着した息子からテーブル番号を知らせてきた。お店に入ってキョロキョロするバァバ。ファミレスよりも各席がしっかり仕切られていて、人の姿がほとんど見えない。昭和のオバアサンが平成後期の世界に突如飛び込んだ図式。見るものすべて目新しかった。

その息子が中学生の頃、家族で幾度か行ったのは、駅前の路地にあるクラシックな回転寿司店。カウンターに鈴なりに座るタイプだ。20年ふた昔。それから驚くほど進化を遂げていてバァバは感心しきり。お皿5枚毎にガチャポンチャンスがあったり、充実した(?)デザートありと、とてもチャイルド・フレンドリー。そのうえパパの懐にもやさしい。なるほど週末の夕方には子連れのマイカーが列をなして空車待ちしているわけだ。そしてバァバ目線で見ると、回転寿司の景色とはこうも違って見えるものか!

「日本出発前の最後のお寿司だな」という息子のセリフには、母としては複雑なきぶんだが、3歳の我が子のうれしそう顔は、パパママにとって、味に勝るものがあるというものだ。

満腹になったあと、「神社に最後にお参りに行こう」と息子。息子の小・中・大の受験を「大吉」で護ってくれた神社だ。隣のスーパーで夕食のリクエストに必要な食材を少し買い足してから、スーパーのすぐ先の神社の大鳥居をくぐる。猛暑の午後、大祭の年には流鏑馬も行われる長い参道には人っ子一人いなく、鎮守の森に蝉しぐれだけが響きわたる。私たち家族がひろい神社を独り占めし、大人三人それぞれに、いつもより長い時間手を合わせ、しずかに祈りをささげた。

息子は1週間後の8/1に留学先へと出発する。貴重な時間をバァバも共有させてもらえてとても感慨深い一日になった。

 

 

 

 

いよいよ開幕

東京2020オリンピックの開会式の日を迎えた。今週、カウントダウンに入ってもなお「これでもか!」と呆れるほど負の連鎖が止まらないまま当日に突入し、一時間後に式典が始まる。

多くの曲折を経てこの日のために建設された美しい国立競技場は無観客。世界のVIPと関係者だけが参列する中で天皇陛下が開会宣言をされて開幕する。

その一方、昨日の東京の感染者数は1979人。専門家の予測通り、開幕中に2000人を優に超えそうな勢いだ。あまりにも異例尽くしの展開で、1週間先どころか明日の見通しも立たなく、選手たちを始め、各方面の関係者の心労はいかばかりか。今日の夕方発表された感染者数は微減。どうか高止まりでもいいから増加が減速してほしい。

この「歴史的な」開会式をやはり見ないわけにはいかない。小池知事は身近な人とのステイホーム視聴・観戦を提唱している。その呼びかけに沿って、近くに住む一人暮らしの幼馴染み二人に声をかけた。時々、夕食に誘って一緒に食事する友人だ。夫のためにリフォームした部屋に大型テレビがあり、2019年のラグビーワールドカップも一緒に大画面の迫力を満喫したので、喜んで来てくれるという。

途中にあるKFCに寄ってテイクアウトしてくれる。もう一人の友人も何か買ってきてくれる。私は野菜と飲み物担当。もちろん、アルコールはほどほどに。

我が家は台所が2階で、子供部屋だった「夫の部屋」は一階。さっきからエアコンを入れ、窓を2ヶ所開け、サーキュレーターや除菌グッズも持ち込んだ。お皿、コップその他、階段を往復しなくて済むように最低限のものを運びこんでセットアップ。ラグビーの時に既に経験済み。しかし、この猛暑がハードルを高くしている。(さっき、ロックアイスをコンビニで初めて買ってしまった!)

複雑な思いでありつつ、東京五輪開幕を楽しみにしている自分がいる。それも、一人ではなく、気心知れた友と「そもそもこのオリンピックは…」など、色々と思いを語り合いながら観れることは、なんと幸せなことか。

東京2020は、将来、オリンピックの歴史と、日本の現代史にどのように刻まれることになるのだろうか? ただ無事を祈るばかりだ。

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青パパイヤとソムタムの思い出

上記のタイトルで、14年前の6月の東京でブログを書いている。

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[前略] 青リンゴ、青葡萄・・・とくれば酸っぱい!というイメージかと思います。でも、青パパイヤは酸っぱくないのです。
ほのかな甘み、かすかな酸味、どちらかというと、そのさわやかな食感が命の果物(野菜? )です。
現地の人の切り方がまた面白いのです。
皮をむいたら、包丁で2-3ミリ幅に切り込みを縦に一周入れます。床に座り込んで金だらいを置き、あとはささがきゴボウを作る時のように包丁を手前から向こうへと平行に送りながら器用に「太いささがき」を作っていきます。切られたささがきは下の大きな金だらいの中へ。
ささがきゴボウと違うところは、まな板なし、すべてが空中で行われること。路地の屋台の片隅で包丁一つでつくっている光景をよく見たものです。
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さて、このサラダを作る時に活躍するのが写真の焼き物のすり鉢です。自家製のカレーペーストを作る時などは、石のすり鉢とすりこぎを使いますが、ソムタムのときはこの素焼きのすり鉢の登場です。
炒ったピーナッツを砕くところからはじまり、ニンニクやトウガラシをつぶして(激辛!)ドレッシングづくり、野菜や具を軽くつぶしながら合えるところまで一つのすり鉢で全部仕上げてしまうのです。
それもトン、トン、トンッという焼きものに木のすり棒が当たる小気味よいリズミカルな音をひびかせながら・・・・
ちょうど「おふくろが朝のみそ汁の具を切るまな板の音」といった風情。

実はこの音が、1歳から4歳までバンコクで育った娘にとってはまさに「原風景の音」、ソウルフードならぬ、soul sound (そんな単語あったかな?)なのです。
いまだに、私が下手な音を立ててソムタムを作っていると、もう社会人となった娘が、
「アー、懐かしい!ティウ (タイの時のお手伝いさんの名前)がいつも作ってたよね!」
と、まるでお手伝いさんの写真を見るかのようにすり鉢をいとおしそうに眺めます。
もしかしたらこの音が彼女にとって「おふくろの音」なのかもしれません、苦笑。
三つ子の魂、百まで・・・と実感するひと時です。

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今回はソムタムをパイレックスポールで手軽に作る方法を紹介する予定だった。だが、久しぶりにホコリをかぶったすり鉢を取り出して眺めると、遥か40年近く前のソムタム作りの音が、私の耳にもよみがえってくる。カラカラとピーナッツを叩く音が序曲。最終楽章は、フルオーケストラ。水気を含んだ重い音で終わる。

タイの青パパイヤ

料理教室を、開始の2日前の夕方に中止した訳だが、そんな私に「部屋のしつらえも見たいし、食材を買ってしまったんだったら、食べに行きましょうか?」と友人が連絡してきてくれた。すでにワクチン接種も終えている友人だ。
「ありがたいわ、来て!」
タイ料理の代表的な香りであるバイマックルー(こぶミカンの葉)以外に、今回はタイから空輸の青パパイヤを取り寄せてあった。現地ではポピュラーな、ソムタムと呼ばれる青パパイヤのサラダやタイ風さつま揚げを紹介するつもりだった。
不要不急に分類されると思うから後ろめたさもあったが、ありがたい申し出。レストランに卸す野菜の栽培農家が、詰め合わせを一般家庭に採算度外視で送る心境とはこれに近いのだろう。漁業関係者もしかりだろう。食べられることなく廃棄するほど悲しいことはない。
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ソムタムは、ガイヤーンというタイの焼き鳥と蒸したもち米と一緒に食べるのが定番のサラダ。現地では激辛。
日本でもかなり見かけるようになったが、ニンニクがキツすぎたり、甘すぎの味付けだったりして、なかなか好みの味に出会えない。
私が住んでいた80年代当時は、生鮮市場の出口辺りの道端で売っていたり、天秤棒をかついだ行商人が私たちが住むアパートの入り口まで売りに来たりしていた。鶏を焼く七輪と、ソムタムを作るすりばちと材料を乗せて器用にかついでいた。
久しぶりに青パパイヤに包丁を入れた。
現れた切り口にハッとする。実が緑がかった白色なのは想定通りだが、プツプツと丸いタネが純白なのだ!
私たちが果物として食べるパパイヤの種は黒っぽいのに、熟す前はここまで白いのに驚く。そして美しい造形。
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緊急事態宣言が発出される前に友人がきてくれたおかげで、私は落胆から救い出され、その上、心と舌はかつてのバンコクへとVRの旅ができた。改めて、友に感謝!
ーーとはいえ、自分一人が救済されたことにも後ろめたさが残る。ここに来て、タイやインドネシアでは感染者が急増している。そして今日、東京の感染者数は1000人を越えてしまった。
少しでも早く過半数の国民がワクチン接種を終えて、感染拡大を押さえ込めればいいのだが、道のりは厳しそうで憂慮は尽きない。

こんなことになるなんて!

先週は、ブログで書いたように、家族内の緊急事態から始まったが、一難去ったのちも、心の動揺がとまらない。周知の通り、水曜日の夕方、4度目の緊急事態宣言が発出されることが明らかになった。個人的には、二日後の7/9(金)から久々に料理教室を開催する予定だった。

速報が流れてすぐに、参加予定の皆さんに教室中止のメールを発信した。感染者の推移と、宣言発出の可能性をフォローしていたつもりだったのに、自分の読みと判断基準が悪く、遅い決断になってしまった。

孫のJ君が我が家にやって来た時点で、中止にしようかとかなり悩んだ。もちろん、火曜日の昼に陽性判定が出ていれば即刻中止。しかし陰性の場合は、自分の準備が出遅れたのを理由に中止にはできないと考えたのだ。

孫の子守りに二日間を費やした遅れを取り戻すため、火曜日の夜から超特急で家の中のセットアップや買い出しに奔走した。孫と遊んだ部屋から、タイ料理が映える南国の大人の空間に変身。注文してあったタイの食材も次々と宅急便で到着した。そこに飛び込んできた緊急事態宣言。

私ごとき立場の者ですらショックに思うだけに、自分のこと以上に、飲食、宿泊、旅行業に携わる人たちの衝撃はいかばかりだろうと、今回改めて思わずにはいられなかった。消費期限切れの生ビールや日本酒の処分、オリンピック特需に向けて新設されたのに客のいないホテルなどの映像に心が痛む。もはや辛抱と我慢の限界をこえてしまっている。

そのうえ、時々刻々と無観客開催の範囲が広がってきている。どれほど多くの業種の人々が、はしごを外された思いでいるだろうか。甚大な被害と影響が想像される。

日本はどうなってしまうのだろう? 立ち直れるのだろうか?

オリンピック開幕まで2週間を切っている今、こんなことになるなんて!

 

 

我が家の「緊急事態」

東京には緊急事態宣言が再び発出されることになり、それに伴い、オリンピック競技はほぼすべて無観客で開催されることになってしまった。将来まで語り継がれるであろう苦難と苦渋つづきの2020、2021となっている。

そのような中、先週、我が家ではプチ緊急事態が発生した。書くのも申し訳ないような、しかし当事者には一大事と感じられた事件だ。

月曜日の朝の11時少し前、息子からの1本の電話から始まった。Hさん(息子のお嫁さん)が週末に発熱し、月曜朝に医者に行ったところ、コロナの疑いがあるからとPCR検査をしたという。結果が出るのは翌日の昼過ぎ。それまで、息子と孫のJ君は、我が家に隔離・避難していいだろうかという問い合わせだった。我が子にこれ以上の感染リスクが及ばないための夫婦の決断だったようだ。

濃厚接触者の可能性も否定できない二人がやってくるわけだが、もちろんOKと返事した。(私はようやく昨日ワクチンを接種したばかりでまだ抗体がない)

J君は既に保育園に登園していたのだが、状況を報告するとすぐに引き取りに来てほしいと指示されたという。息子の電話からわずか1時間後、我が家の玄関先には、息子とJ君が大きなトランクとオムツパックを携えて立っていた。陽性判定が出た場合は長逗留になるため、J君グッズをたくさん抱えてきたのだ。ママはわずかの時間に、J君が大好きなクマちゃんのラッキーや、大切な「おふとん」(実際には、キリンやモミの木模様のガーゼのおくるみ)に至るまでパッキングしてくれていた。

バァバの方はというと、到着までの1時間、家の中は最低限しか片付かないし、お昼の支度もほとんどできずにバタバタと空回り状態。運悪く週一回のスーパーの買い出し前で、生鮮食品のストックが乏しい。

事件の顛末をまず書いておこう。翌日の正午少し前、Hさんは無事陰性とわかり、一同で胸をなでおろした。そして、息子とJ君は、その夕方、(ママからのリクエストで)我が家でおふろを済ませてから、タクシーに再び荷物を積み込んで帰っていった。本当によかった。ヤレヤレである。

しかし、それまでの30時間は、バァバ初体験の奮戦となった。平日なので、息子は午後も、夜もリモートの仕事があるという。バァバの役目はJ君と遊ぶこと。そして、最短時間でのご飯のしたく。限りある食材で喜んで食べてもらえる食事作りは、なかなか苦しい。

夕食がなんとか終わったと思うと「仕事があってJに付き添えないから、8:30までに寝かしつけてくれるかな」と息子。J君にとっては初めてのお泊まり。それ以前に、ママと離れて夜を越すのは初めてのこと。バァバはハラハラドキドキ。でもその杞憂も、いい子のJ君のおかげで消え去った。偶然にも友人が送ってくれていたすてきな絵本、昼間読んであげたのだが「もう一回よみたい!」と。一緒に優しいタッチの絵とお話を読み終え、「さあ、ねようか。おやすみなさい」と明かりを暗くすると、しばらくゴソゴソしたあと寝てしまった。

翌朝は6時に起きだし、眠っているパパはそっと起こさずに二人で朝ごはん。バァバ流の朝ごはんでも喜んで食べてくれてホッ。3歳半をすぎ、話せばわかり、(J君が)話すことも(バァバに)通じる歳になっていてほんとうに助かった~。遊びも食事も、尋ねると「ちがうよ」「うん、そうだよ」とママの流儀を教えてくれるし、それとは違うバァバ流にも順応してくれてありがたかった。

お昼直前にHさんから陰性の知らせが届く。本当によかった~。「ママの体の中のバイキンマン、すご~く悪いバイキンマンじゃなかったんだって」とパパがJ君に説明する。「ふ~ん…」とJ君。ちょっと難しすぎたかな?でも、前の晩も「ママ、ぐあいがわるいの」と言って、一度もバァバやパパを困らせなかったJくん、けなげで本当にえらかった♥️!

午後はパパの勧めもあって、バァバと二人で公園に出かける。J君も濃厚接触者の嫌疑が晴れたわけだ。どこかの幼稚園帰りの親子集団が遊具で遊んでいて活気があり、J君もその子たちとつかず離れず、たっぷり1時間以上楽しそうに遊んでくれた。

4時半に入浴させたいと息子に言われていたが、帰りの道すがらダンゴムシを拾ったり、しゃがみこんで蟻を観察したりと遅めの帰宅。幼児のピュアな観察の眼と好奇心に30年ぶりに触れ、バァバの心もほっこりと和んだ。

準備時間ゼロのまま突入したバァバのミッション、なんとか無事に達成!

J君のパパは、8/1から2年近くの留学に出発するのだが、その前に、「突然のJ君の子守り」の予行演習をする機会を神さまが与えてくれたように感じている。

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「人生BOOK」というアルバム

夫の命日の数日後の今週初めに、タイムリーと言おうか、もう一つ届いたものがあった。「人生BOOK」エリアパートナーの初期セットだ。

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写真整理協会が公認している「人生BOOK」というアルバムを制作する会社がある。

https://www.jinseibook.com/

写真整理協会を通じてその存在を知り、同時に、写真整理アドバイザー有資格者からエリアパートナーを募っていることを知った。

家族の記録を、デジタルデータを元にしたコンパクトなアルバムにまとめることに、かねてより、大きな価値と意義を見出していた。それだけに、私と同じ思いから身内のアルバムを作り、それがきっかけとなって一つの商品と経営モデルに作り上げられた「人生BOOK」に大いに賛同した。元は社会福祉士として働いていた九州在住の勅使河原航氏という温厚な青年が立案・設立者だ。余命宣告を受けたお祖母様のためにアルバムを制作したところ、親族一同に非常に喜ばれ、感謝されたのがすべての始まりだったという。

自分の実力と「最低限のPCとネット通信の知識」が必要水準に達しているか、甚だ不安があったが、初級アドバイザーの資格が取れていたので、思い切ってエリアパートナーに申し込んだのだ。

そして送られてきたのが、写真の通り。

二種類のスキャナー(&カメラの機能としてのiphone8)は、写真整理アドバイザーのマストアイテムなのだが、まだスタートラインにたったばかりで、一つも所持していなかった。これを好機にフルセットを申し込んだ。そのほかに、制作マニュアル、「人生BOOK」のパンフレット、実際に制作されたサンプル本大小2冊、そして私の名前の入った名刺まで。

自分の名前が刷りこまれた名刺を手にすると緊張と責任が一気に高まる。

不安も募る。

しかし、はじめて実物の(サンプル)アルバムを開いてみると、さすがプロの仕事!と思わせる仕上がりに感銘を受けた。私が今まで作ってきた写真中心の「ただの」フォトアルバムと違い、言葉と文章が重要な役割を担い、プロのデザイナーの手による写真と文字のレイアウトが、主人公の人生を起承転結のあるストーリーに仕上げてある。私が作るアルバムは、数十頁に及ぶものばかりなのに対して、20ページにも満たない。それなのに、見ごたえ(読みごたえ〕あることに驚かされた。ひとりの人間の(時には夫婦の)生きてきた姿がそこに浮き彫りになっていた。

これからまず、スキャナーの使い方の習得から始めなくてはならないので、若いアドバイザーたちよりも何歩も出遅れていて、道のりは長い。私にできるだろうかという不安と、この私でもできるかもしれないという気持ちが錯綜する。

一人でも多くの方に、その方にとっての大切な人の歩みや人生を一冊にまとめあげる喜びをあじわっていただけたらうれしい。そのお手伝いをしたいという初志を貫けるよう、頑張ってみようと思う。

※私が60代なので、制作したアルバムは人生の集大成的なものばかりになっているが、「人生BOOK」の中には、成人式を迎える娘さんへのお母さまからのプレゼントや、結婚を機にカップルで制作したアルバムなどもあり、末広がりの明るさに満ちた作品もあってステキだ。