すばらしいランチ会が我が家で開催された。兄夫婦の知り合いのプロの料理人さんが特別に出張してきてくれて、9月生まれの母、兄嫁、娘のお誕生会をしたのだ。その中でも、一時帰国中の兄嫁の還暦祝い。
[ネズミ年にちなんでちょっと遊び心で]
海外に留まっているワイン通の兄は、選りすぐりの紅白ワインを発注という形で参加してくれた。久々においしいワインを堪能した。
普段は料理を作り出す立場の私の台所から、プロの料理が次々と運び出される。経験したことがない、なんとも不思議な感覚。
主婦の料理と似て非なるプロの技。「野菜が主役の一皿を」という私からのわがままなお願いを、見事な一皿に体現してくれた。焼くことで野菜の持つ本来の力強さが引き出され、またアサリだしの効いた優しい風味の野菜がよいコントラストになり、ここだけは皆で箸で繊細なハーモニーを楽しんだ。
目にも舌にも細やかな心遣いが伝わってくる美しい料理の数々に感動し通しだった。I君、素晴らしかった、ありがとう😉👍🎶！
メインは89歳になる母の「(牛)肉が食べたい！」というリクエストで、ひと手間ふた手間加わった豪快でおいしい和牛のロースト。肉のローストの腕前が卓越した若いシェフ、期待を裏切らない素晴らしい出来映えだった。
母は美味しそうにペロリと完食！長生き間違いなし?!
食べることが大好きなのに、9月始めに足の手術をして、外出もままならなくなった母にとり、ことさらに幸せなひとときとなったと思う。
そして共に参加した者にとっても、一生の思い出に残るランチ会になった。
兄、兄嫁、シェフのI君に、心から感謝の言葉を送りたい。
[ラズベリー好きな娘の為にお願いして作ってもらったデザートも見事で絶品だった💓
三枚ものプレートにバースデーメッセージを書き込んでくれたI君に深謝！]
