
一昨日の朝、友人K子さんから小さなお菓子の家が届いた。NY在住のK子さんは、今回の一時帰国で私の母の訃報を知り、「お悔やみに代えて、少しでも心を慰めることができれば」と送ってくれたのだ。
手のひらにのるお菓子の家の可愛らしさに思わず笑みがこぼれた。クリスマスloverの私は、ジンジャーブレットハウスにことさら惹かれる。若い時からの憧れだったので、息子が小学校低学年の頃、三年続けて生地から作りあげた。不器用な私か作った無骨な家にも息子はとても喜んでくれた。
そして今回届いたお菓子の家は、私のとは似て非なるほど素敵だ。小さいのに細部に至るまで丁寧に作り込まれている。精巧でリアルなアイシングは無論、ミニチュアのcandycane(定番のシマシマの杖型の飴)まであしらわれていて心憎い。眺めるたびに口元が緩み、心がほっこりと温かくなる。
最高の贈り物をくださったKさん、ありがとう❣️ 慰めを超えて、幸せと活力をたくさんいただいています。
※ちなみに子ども時代にアメリカに2度暮らした私にとっては、ドイツ語のヘクセンハウスではなくgingerbread houseと呼びたくなってしまう。