60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

聖ヤコブの巡礼地

コンポステラへの巡礼の道について書いたが、それぞれの宗教に、それぞれの巡礼の道があると改めて感じている。 日本でも古くからお伊勢参り、熊野詣などがある。 ヨーロッパ・キリスト世界の場合、多くの信者は、遥かエルサレムではなくコンポステラを目指…

巡礼地と豆のル・ピュイ

仏・ルピュイ町の伝統的な手工芸品であるボビンレースについて二日に亘って書いたが、ルピュイの地名でフランス人が連想するものがあと二つある。緑のレンズ豆と大聖堂だ。 花より団子のようだが、食の方から簡単に説明すると、フランス人にとって、レンズ豆…

サンシュユの花

近くの公園でサンシュユの花が満開を迎えていた。ロウバイと入れ替わるように、慎ましやかな黄色い花を咲かせていた。やはり満開の梅や河津桜に人々はカメラを向けるが、足を止めてこの小さい花を愛でる人は少ない。 生け花の花材として用いられたとき、この…

蘭の花とレース

今朝、蘭の花が一輪咲いた。一昨年の暮れにいただいた蘭が、枯れずに一年を乗り切り、二株からなんと6本もの花芽のついた枝を伸ばしてくれたのだ。 あまり手入れしていなかったので、花は小ぶりだし、つぼみも少ない。しかし、けなげに花を咲かせてくれた。 …

思い出のかたち、レースのクロス

ヨーロッパの伝統工芸品の一つであるレースについて、ほとんど知識がない。ただ、二度ヨーロッパに住んだおかげで、各地のレースに触れる機会を得ていたと今になって思う。 母の物を片付けていたら、テーブルクロスやドイリーがたくさん出てきた。その中に、…

早春の野鳥観察会

週末に、地元の野鳥観察会に初めて参加した。区の広報誌を通じて申し込んでいたのだ。この地域を拠点に活躍する日本野鳥の会の重鎮お二人が参加者を二組に分けて引率してくださった。 ウォーキングでいつも訪れている池なのに、専門家の視点と解説つきで見る…

エナガ軍団

満開のロウバイニに、変わりゆく季節を感じた日に、もう一つ楽しい出会いがあった。水辺の梢に、エナガの群れが遊びにきていたのだ。昨夏の夕方、池から流れ出す都市型河川沿いの電線で、エナガの軍団に出くわしたことが一度あった。しかし、こんなに間近の…

立春すぎて

立春を過ぎ、日ごとに春らしくなってきた。 節分の日の火曜日の朝は、雨音で目が覚めたが、日中は嘘のように晴れあがった。公園に行くと、カモたちが今まで見たことないほど元気に動き回っていた。 凍てつく日は、くちばしを羽の中に埋めてじっと丸まってい…

幸せなおくりもの

昨日、郵便ポストに可愛い小包が届いた。ふみの日の切手が何種類も貼られていた。先だってスダチのジャムを送ってくれたMさんといつも行動を共にする3人組の一人のKさんからだ。 Mさんの包みは干支の切手シリーズだった。 どちらもこのようにマッスで貼り合…