60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

娘の部屋

娘が2年ぶりに部屋によんでくれた。逆に言うと、その間、部屋があまりにも汚くなっていて、私を呼べなかったのだ。娘の支援員が初めて女性になり(以下、Tさん)、もう一人の支援ワーカーのOさん(同じく女性)とともに、昨年後半くらいから、色々とテコ入れし…

リスクヘッジにも限界がある

一週間前の深夜に母が転倒した。立ちくらみが原因だった。 検査の結果、痛みやすり傷はあったものの、右脇腹の打撲だけですんだ。 骨折せず、本当によかった。本人も、家族も、主治医とナースたちもホッと胸を撫でおろした。隣に住む娘として、母の転倒に備…

季節限定のスペクタクル

冬のパリの落日を、翌年もまた撮っていたのを見つけた。よほどこのドラマチックな光景に感動して、前年に撮ったのも忘れて、カメラを向けたのだろう。 2/23のブログの写真は、2012/1/15撮影のもの、本日のは、2013/2/16撮影。 今回初めて同時に見比べている…

冬の落日

新年から如月にかけての冬の夕日が好きだ。 澄んだ空気のなか、木の葉が落ちた枝を透かして見る沈みゆく太陽が美しい。 冬至からしばらく経ち、日ごとに明るさを取り戻していく太陽には、この季節だけの特別な輝きがある。買い物帰りの近所の十字路に立つと…

熟年の楽しみ方

小学校時代の同級の男子が出ているバンドの演奏を聴く機会があった。エレキを弾きながら、ハモニカまで器用に吹いていた。 彼の仕事は、大学の守衛さん。 しかし、エレキが彼の生き甲斐なのだと、聴いていてひしひしと伝わってきた。ほかの演奏者たちもオジ…

新型コロナウィルスの脅威

ついに、クルーズ船の乗客の中から死者が二名出てしまった。この一週間の間で、天皇誕生日の一般参賀の中止、東京マラソンの一般部門の中止を始め、大小さまざまなイベントが、次々と中止に追い込まれている。また、国立大の二次試験にもかなり深刻な影響が…

千客万来

書道教室の「老いのお手本」の95歳・男性のAさんが、珍しく四文字熟語を自分から指定して、先生にお手本を依頼された。 「千客万来」禅僧のような、「刻苦勉励」のイメージが強いAさんらしからぬリクエストだと、先生ともども皆が思った。 先生が尋ねると、…

春の香りの協奏曲

一週間ほど前に親友が郷里・愛媛の4Lサイズのすばらしい文旦を一箱送ってくれた。 この贈り物の恩恵に預かる私を含む友人三人は、毎年うれしく心待ちにする一方、一気に忙しくなる。 甘味、酸味、香り、引き締まった口当たり、と四拍子揃った文旦。 身だけで…

Orange eternel?

「オランジュ・エテルネルって言うのね♪」フランス人のSさん宅での持ち寄りランチのときのこと。 フランス語環境のスマホで「daidai」を検索していたSさんが言った。手作りのチョコレートケーキとオレンジ色のピール煮を持参した日本人のC子さん。 添えて一…

更にカジュアルなバレンタイン

料理教室の前日、フランス人の友人宅で、カジュアルな持ち寄りランチを楽しんだ。あるフランス語会話グループのメンバーになっている。フランス語がネイティブのリーダー役 EさんとSさん、日本人が10数名。企画を立てて月に一回集まる。 12月と今月は、リー…

気どらず楽しむバレンタイン

料理教室が無事に終わった。 新型コロナウィルスの脅威が日増しに高まる中、参加者も私自身もこの難に巻き込まれることなく開催できたことは喜ばしく、そしてありがたいことだと思っている。皆さんが、栄養とバランスの取れた食事、規則正しい生活、手洗いと…

Simple is best !

祝日の昨晩、母と夕食を共にした。 教室開催のあと、なるべく一緒に食事をするようにしている。といってもごく普通の週末ご飯。昨日は珍しく、アメリカン・ステーキディナーに。 両親と共にアメリカに二回暮らしているので、母も私も輸入肉に抵抗がない。む…

熱いものは熱く…

2月初日の料理教室は、 反省点が色々とありつつも無事に終了した。 ココット焼きのフランも、ブイヤベースも、まずまずの熱い状態で召し上がっていただくことができた。お客様でも、家族でも、料理教室であっても、 「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく」…

Back to work!

ーースイスLoveな時間で少し気分転換ができたーー 明日から2月の料理教室がスタート。 頑張ろう!2月はチョコレートケーキを中心に。 ホイップガナッシュの口どけがおいしいライトなケーキをご紹介する。海外でも日本でも、季節を問わず、もっとも作ってき…

スイスの氷河: アレッチ氷河

スイスの氷河と聞いたとき、人々が目に浮かべるのは、たぶんアレッチ氷河だと思う。スイス周遊のパック旅行に、多くの場合、組み込まれているように、ユングフラウヨッホ展望台からアレッチ氷河を見ることができるからだ。 好天に恵まれたツアー客は、Top pf…

スイスの氷河: サース・フェーの夏

冬のサース・フェーの氷河について書いたが、夏にも何回かトレッキングで訪れている。スキーのときと同じところを歩いたので、夏も解けずに残っている氷河の全景を間近に見ることができた。冬は一面雪に覆われているので、先述のように、冷たく青光りして顔…

リスクヘッジ

「Mさんて、リスクヘッジを考えるんですね」 先日、40代の男性美容師Eさんに言われた。スマホケースに付けてあるリングがきっかけだった。 最初、Eさんはルーペだと思ったらしい。(こちらは60代のオバアサンだから致し方ない、) スマホを落とさないために…

老いのお手本②

以前、書道教室でご一緒している94歳のAさんについて「老いのお手本」として書いた。https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2019/11/21/230342伴侶を亡くされて以来20年以上、お一人で禅僧のように規則正しい生活を送っている方だ。前回ブログを書い…

スイスの氷河

一昨日のブログで、>>> (風花も六花も雪輪は)雪を表す言葉であっても、スイス・アルプス、いやそれ以前に、冬の日本アルプスの峰々を覆う雪にはそぐわないと書いた。日本の雪山は映像でしか知らないので語ることはできないが、スイス・アルプスの雪は、あ…