60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

2019-01-01から1年間の記事一覧

食に明け、食に閉じる

年末はなにかと気忙しい。今日から娘が帰ってくる。グループホームの世話人が年末年始に休めるよう、利用者は、親族のもとに戻るか、温泉旅行に参加し、ホームを無人にする。 娘は毎年、帰宅。 しかし、年中無休の靴量販店に勤めるから、三ヶ日にも、1-2度出…

毛筆の年賀状

夫が亡くなって以来、年賀状は家族の近況報告の場と決めている。柄付きの官製年賀ハガキに細かい字で文面を印刷する。 しかし、毎年、数枚だけ古典文様の画仙葉書に毛筆で書く。夫が亡くなった翌年から、カルチャーセンターで「実践書道」という講座を取って…

ケンウッドの家

家中に飾っていたクリスマスグッズをようやく片付けた。 毎年のことながら「クリスマスとお正月、なんで6日間しかあいだが空いてないの?!!!」と思ってしまう。 キリスト教徒でもないのに、クリスマスを祝おうとする自分がいけないとは思うのだが。今年は二年…

メリークリスマス✨🎄✨!

みなさま、メリークリスマス✨✨!クリスマスの日を迎えました。クリスチャンではないので、特別なことはしませんでしたが、昨晩は母を呼んで、形ばかりのディナーを用意して、二人で祝いました。レストランへ出掛けて食事をする機会がほとんどなくなった母。…

削り器ジロールでチョコケーキ!

10年前に、チーズ削りジロールを使ってチョコレートケーキのデコレーションをしました。 まるで、パティシエが作ったみたいにヒラヒラのチョコも作れてしまう、スグレ道具。→ぜひ下記、ブログの写真をご覧下さい (古い写真データ、直ぐに見つけられないもの…

便利グッズ その③: スイス編

自宅での持ち寄りパーティーに参加してくださったYさんが、昨晩、ご自宅で開催された素晴らしいパーティーに招いてくださった。我が家でお出ししたスイスチーズを喜んで下さったので、ホールで求めて削り器と一緒にお持ちした。この「ジロール」と呼ばれる削…

悲劇のあと

熊澤氏に対して異例の穏便な対応が続いている。実刑判決が言い渡され、被告が法廷をあとにする際、検察官の一人が「体に気をつけてください」と声をかけたという。 また、昨日、殺人犯であるにも関わらず、保釈が認められ、熊澤氏は保釈金を支払い刑務所を出…

悲劇

長男を殺害した元・農水次官の熊澤被告に実刑6年の判決が出た。一般の人よりも、障害者とその親とに接する機会が多いだけに、この裁判の行方を真剣に追っていた。 その中で、先週の求刑の報道の際に明らかにされた長女の自殺の事実には、胸が締め付けられる…

クリスマス・パーティー

昨晩、料理教室のレギュラーメンバーで、クリスマスパーティーを開催した。 今年で二回目。有志の方たちの立案と幹事役で実現したパーティー。私は会場の提供。 会場といっても、決してゆとりある空間ではない。私の役目は、毎回、どのようにレイアウトと準…

Christmas Buffet ✨🎄✨

12月の教室が無事に終わった。 久々に企画した「クリスマス・ビュッフェ」。 前菜、魚介、肉、温野菜をを並べてとっていただく。デザートは、臨機応変に切り分けられるジャンボ・プリンと見映えのするフルーツ盛り合わせ。一品一品は、決して難しくないのだ…

便利グッズその② : キノコ編

これも日本では見かけない便利グッズ。 マッシュルームの泥落とし。 水洗いすると旨味が落ちてしまうので、ついている泥をブラシで落とすのが、欧米人流のキノコ掃除。ブラシは、アメリカやヨーロッパのスーパーで売っていた。 あちらでは、マッシュルームの…

聖ルチア祭

Nobel Weekに便乗して、スウェーデンつづき。明日12/13は聖ルチアの日だ。 スウェーデン始め、北欧諸国(とイタリアの一部)では、聖ルチア祭を祝うという。 祝日ではないが、国によっては、クリスマスと同格かそれ以上の位置を占めているらしい。 北欧の中…

便利グッズ: お国変われば…

このハサミ、ご存じですか? スウェーデンに旅したときに買ってきたハーブ切りバサミ。 握りの部分にグリーンの差し色があるところが、なにげにオシャレ✌️ハーブ切りというので、夏に薬味のシソを切ろうとしたら、うまく切れず。 万能ネギも、切れなくはない…

娘の住空間についての悩み

ここ1ヶ月程の間に、娘の支援員と支援ワーカーから何度か電話があった。これまでにない頻度だ。 娘がトラブルを起こしたというわけではない。 娘の生活環境についての報告、相談、提案のためだ。しかし、看過できない問題が潜んでいる。娘は、グループホー…

おもてなしの心

先日、かつて夫とともにお世話になった方々が多く集う夕食会に招待された。 主催者はアメリカの老紳士X氏。たくさんの肩書きを持ち、先進各国に拠点をもち、いまだ現役で活躍されている。 夫がアメリカでご縁を得てからまもなく20年になるが、夫が亡くなって…

母の老い

昨日は一日、母の用事のフルコース。 補聴器調整、ランチ、室内履き用のスニーカー購入、(二人で帰宅したのち)訪問看護師による入浴。おまけに母の家の外灯が2ヶ所同時に切れてしまい、不慣れな電球交換の男仕事も頼まれた。午前中は、オーバーホールに出…

ファミリーコンサート

私と同世代の友人Kさんがすばらしいファミリーコンサートに招待してくださった。 家族のなかにプロの音楽家がいるわけではなく、ただ音楽が大好きなご一族。 中学生と小学生のお孫さんは、お祖母ちゃまであるKさんの影響で、バイオリンもピアノも弾く。 第一…

ツリーの思い出

クリスマスの思い出は数えきれないほどある。最近では2013年と2014年が特に思い出深い。 2013年はヨーロッパから帰国した年であり、夫と迎えることができた最後のクリスマス。そして、6年ぶりのクリスマスツリーは、息子と息子のお嫁さんが飾ってくれた。(…

イヤーオーナメント

クリスマス・オーナメントのなかで唯一上等なのは、スワロフスキーのイヤー(year)オーナメントたち。 イヤープレートを始め「イヤーもの」に全く関心がなかったのに、気づいたらこのスターたちを集めていた。 始まりは、2002年アメリカの首都ワシントンのク…

早くもクリスマス

一日半かけて我が家恒例のクリスマスの飾り付けをした。 この歳にしては、オタクの方かもしれない。 ツリーのオーナメントやクリスマス・グッズも、上等なものはわずかだが、長く生きた分、増えてしまった。現在29才の息子が小学校に上がったときから始めた…

ヨーロッパの冬野菜たち

根セロリ、ビーツ(黄色)、ポロネギ、黒人参、カリフラワー(オレンジ色)、紫キャベツ。最初の5種は、11月のランチ会でお出しした野菜。紫キャベツは、12月に登場予定。どれも最寄り駅のマーケットで時々置くようになったおかげだ。根セロリは、普通のセロリと…

「パパ様」

「パパ様」が帰ってゆかれた。 カトリック教徒でない者にとっても、大きな感動と余韻を残して。東京ドームで行われたミサに(抽選に当たって)ご夫婦で出席されたカトリックの友人から、感動的なミサだったとのメールも届いた。「パパ様」が入場された瞬間か…

「法王」or「教皇」?

一昨夜、日本へご到着されてからわずか48時間あまりの間に、教皇フランシスは、被爆地長崎と広島を訪問、ついで、今日は、東京ドームでおミサ、天皇陛下との会見、安部総理との会見、その他、数多くのスケジュールをこなされた。 オバマ大統領の広島訪問と演…

2019年11月23日の“歴史的”偶然

[11月23日] 夜の九時半過ぎのテレビで、天皇陛下とローマ法王それぞれのニュースと映像が報道されたのをみて、今日は、日本人にとって、歴史に残る日になったと思った。天皇皇后両陛下は、昨日から二日間にわたって伊勢神宮を参拝され、「神宮に親謁の儀」で…

老いのお手本

書道講座は、実技を超えて、人生勉強の場となっている。94歳のAさんがその筆頭だ。 奥さまを20年以上前に亡くされ、独り暮らし。 猛暑の中も雪の日も、入門して7年以上、一回も休まず、通っているという。(講座は月4回、休みはお盆とお正月のみ) 足取りは…

ラブレター !?

「それって、ご主人へのラブレターですよ」カルチャーセンターの教室に入る直前に、一緒に受講している80代の男性Bさんからポツリと言われた。「!…???……」ーー話はさかのぼる。 毎週月曜日、カルチャーセンターで実用書道の講座をとっている。働いていたと…

主婦にもできる、もてなし術

ランチ会では、普段の講習ではなかなか実演できない「主婦にもできる、もてなし術」を紹介している(つもりだ)。 そもそも、ランチ会を年間スケジュールの中に組み込んだのは、海外から持ち帰ったミニココットやヴェリーヌ(ガラスの器)などを使って、ちょっ…

頭の体操 & ハート❤️

昨日で料理教室のみなさんとの三回のランチ会が無事に終わった。 今回は、母たちからもらった銀の小物を使うことにしたので(11/7のブログ参照)、いつもより少しエレガントな雰囲気に。 でも、一皿目の前菜には遊びを入れた。 [ちなみにこのディナーセットは…

ばぁばの自己分析②

二歳の孫・J君との接し方と、二歳だった娘や息子を育てたときとは、違うところがある。 それは、モンテッソーリ教育と出会う前と後による違いだ。娘の本(→欄外参照)にも書いたが、下の子は、日本と韓国で、モンテッソーリの「こどものいえ」に通った。娘に…

ばぁばの自己分析

孫の子守りがとても楽しく感じられたのは、「孫はとにかく可愛い」という世間一般の理由に留まらず、娘の子育ての時と比較していたからかもしれない。娘の本の原稿を推敲するプロセスで、ここ数ヵ月間、娘の子育てを頭のなかで再体験していた。 2~3歳の頃の…