60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の雲は美しい。季節感に溢れている。海外5ヵ国に住む機会を得たが、少なくとも私にとって、日本の雲が一番表情豊かだ。 8/2のブログで、池に写り込んだ雲と緑に梅雨明けを感じたと書いた。 https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/08/02/1705…

ローカル版ひまわり

5日前、いつものように公園に行ったら、子ども広場のちかくで、マイブームの葉っぱを見つけた。 近づくとまだ固いつぼみのひまわりたち。かろうじて色がつき始めたのが一輪、二輪。 つぼみの時は、まるでアザミのよう。 なかなかアート的な造形だ。矮小系の…

ひまわり畑

夏の花・ひまわりとその蜂蜜に特別な思いを寄せるようになったのは、35年前にさかのぼる。スイスのジュネーブに住んでいた時の夏、レンタカーでフランスのロワール川に沿って走った時、生まれて初めて一面に広がるひまわり畑をみて感動した。一本一本にボリ…

ひまわり

8月に入って以来ずっとひまわりをテーマに書きたいと思っていた。ひまわりの魅力的な蜂蜜に巡り合ったのがはじまりだった。偶然(いや、必然?)母のために選んで買った。 「ひまわりの花に香りってあったっけ?」と思うが、蜂蜜になると、香り、旨み、色、…

Akiko's Piano とアルゲリッチ

もし今年、世界的なコロナ感染拡大が起きなかったら、8月6日には、東京においてはオリンピックが開催中であったし、広島では世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが演奏しているはずだった。それも、Akiko's Pianoで。 ****** 8/13のブログで被爆少…

残暑お見舞い申し上げます

猛暑の毎日。 しかし、目を向けると、東京の身近な場所にも「涼」を感じるシーンは見つかるものだ。久しぶりに出会ったダイサギ。 純白の羽が、見るものの体温を下げてくれるようだ。コロナと猛暑に見舞われた異例のお盆休み。 皆様、どうぞお大事になさって…

広島の被爆少女とピアノ

1週間ほど前の朝のNHKニュースで、広島で被爆し翌日に亡くなった19歳の少女、河本明子さんのピアノについて取り上げていた。2000年以降に、廃屋とともに処分されそうになっていたピアノが、幾多の偶然の出会いと善意のおかげで修復されて蘇り、多くの人が触…

実母の戦争体験記

8/6のブログでは、義母の戦争体験について書いたが、その際に触れたように、800字にまとめた実母の戦争体験記を載せようと思う。 終戦の年、義母は19歳、実母は13歳。この6歳の差は大きいと二人の母を取材してみて思った。8/7のブログに記した夫の言葉どおり…

「底悲しさ」

昨日の読売朝刊一面のコラム「編集手帳」は、脚本家の故・早坂暁氏の随筆集『この世の景色』からの引用で、「(人間の)底悲しさ」という表現を取り上げている。早坂氏は広島の原爆で妹を亡くしているという。同氏はこの言葉の意味を「不当に運命づけられた悲…

義母の広島被爆体験

今日は、広島に原爆が投下されてから75回目の慰霊の日。投下時刻にテレビ中継とともに黙とうした。一国民として、そして被爆した親族を持つ者として。 75年前、夫の母が広島で被爆している。4年前に私は、当時90歳の義母の戦争体験を取材し文章にまとめた。…

梅雨明け & karugamo update

今朝、公園に到着すると、青空に白く浮かんだ雲と深い緑が、視野いっぱいに私を迎えてくれた。梅雨が明けたことを実感した。無風か微風の日にだけ見せてもらえる天然のミラーマジックに、しばし足を止めて見入った。 ジヴェルニーの睡蓮池の景色に出会って以…

グリンデルワルトと牛たち

今朝、スイス・グリンデルワルトの超大型カレンダーをめくった。ユングフラウ鉄道会社製の絶景12ヶ月のポスターのようなカレンダー。毎年わざわざ注文して現地から取り寄せ、私の城である台所に掛けている。 31日ものあいだ堪能したにも関わらず、いつもより…

夏の使者、かぶと虫

今日から8月。コロナの感染拡大、大雨被害、記録的に長い梅雨、五輪延期など、異例尽くしで、盛夏を迎えた実感がない。しかし、先週の連休中の梅雨の晴れ間に池を訪れた際に、一足早く夏を見つけた。 [採る、ではなく、撮るだけにしよう] 老若男女の散歩客…