60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

2021-01-01から1年間の記事一覧

ひとめぐり

半年近くぶりに家族全員で会うことができた。留学先から一時帰国した息子が12/26にようやく2週間の隔離から「釈放」されたからだ。数日前に政府は、帰国者の濃厚接触者の定義を、陽性者が出た飛行機の同乗者全員から、陽性者周辺に範囲を狭めると方針変更し…

J君の初めての発表会

楽しいクリスマスイブを過ごした。 孫のJ君が今夏から通うダンス教室の発表会を見に行ったからだ。パパである息子は、家族に会うため一時帰国しているのだが、隔離・自粛期間が明けず行けなかった。パパにはすごく気の毒だが、代わりにバァバが参加。 楽しか…

英国のタータンチェック

前回のブログでタータンチェックが今年のクリスマスのテーマになり、私が赤ん坊の頃のブランケット(母は毛布のことをよくそのように呼んでいたのを思い出した)まで登場させたと書いた。 夏でも肌寒いイギリスでは、毛布は、その昔、一般家庭の必需品だった…

我が家のクリスマス2021

孫のJ君と二人で飾った今年のツリー。 11/29のブログで◯◯と伏せて書いたのは、もったいぶるほどのことはない、古いチップ&デールのマスコット人形だった。 参考: 「バァバのツリー、Jくんが飾る ver.2021」 https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/202…

クリスマス月の教室、無事終了

昨日で今月最後の料理教室が終わった。 年甲斐もなくクリスマス・オタクなので、いつもよりも部屋やテーブルのしつらえに気合いが入り、また、メニューもクリスマスや新年向きに少し華やかに。12月としては始めての4回開催となり、それも飛び石の日程だった…

冬の陽の光

一昨日の氷雨降る真冬の寒さから一転して、 きのうは晴天の暖かい1日だった。午前中、一階の寝室に物を取りにゆき、2階へと階段を昇っていくと、 正面のサンタさんの横顔と膝の本に光が射し掛かっている。毎年、クリスマスの季節に一ヶ月近く何度となく見て…

こども目線って楽しい😃🎶

バスに乗ったとき、それも、かさばる荷物を持っているとき、できれば座るのを避けたい席は、みなさんにとってどこですか? 私の場合、後部車輪の上の二人掛けの窓際の席。長くない足でも、膝と体に荷物がはさまれて窮屈だからだ。 ところが、そこは孫のJ君に…

チーズスフレとタルトタタン

去り行く11月を惜しみながら、ランチ形式で主催した料理教室のハイライトを遅ればせながらupしたい。タイトル通り、古きよきフランスの家庭料理たちのコースをお出しした。(ちなみにメインもまたクラシックな牛肉のブレゼ。ココット仕立てにしたところだけ…

バァバのツリー、J君が飾る ver.2021

一昨日、J君一人が我が家に来てを飾るのを手伝ってくれた。 昨年は、パパママといっしょに来てツリー飾りを初体験。当時のマイブームだったブルーを基調にした。ガラスものを一切使わなかったが、北欧風のオシャレなツリーに仕上がり、一同、大満足。 https:…

しあわせなバースデー

家族四人で暮らしていた頃から、私の誕生日を祝ってもらった記憶がほとんどない。家の中で私は(い)ないと困る、あって(居て)当たり前の空気のような存在だったような気がする。 それが、今年は思いがけないことにうれしいプレゼントが続いた ひとつ目は…

60代の分岐点

昨日で64歳になってしまった。 このように歳まで証して書き出したのにはわけがある。 7学年も年上だった筈の亡夫の年齢を、ついに超えてしまったのだ。 チコちゃんではないが、夫は永遠の63歳。これからは私がどんどん年上になっていくのだ。ナンテコッタ! …

🍎リンゴとノルマンディー地方

11月の料理教室のテーマはリンゴ🍎と梨🍐。いつものように、食卓以外の空間も、テーマに即したしつらえを心がけた。そこで登場したのがドーヴィル市の飾りタイル。伝統的な建物の外壁に埋め込まれている飾りだ。 ドーヴィルは、フランス・ノルマンディー地方の海…

今週末のJ君

このところ、毎週末、J君のベビーシッターに通っている。土曜日は午前中の(徒歩圏の)お稽古への送り迎え。お迎えのあと、毎回必ず寄り道する小さい公園がある。お気に入りのジャングルジムがあるからだ。 3週間前は遊具の回りにタンポポが咲いていたが今…

ZOOM懇親会

10月末に初めてZOOMミーティングを主催した。20年前に住んだアメリカの首都ワシントンでご一緒した方々との懇親会。本当は昨年にランチ会をする筈だった。それが何度も延期となり、結果、今回のZOOM懇親会に挑戦することになったのだ。 何しろ平均年齢60?才…

LEGO

4歳になったJ君へのパパとママからのプレゼントはLEGOのスターターセットだった。 ワクワクしながらプレゼントを 開けたJ君。レゴブロックの形をした黄色い大きなケースの中から、出てくるわ、出てくるわ。緑、青、ピンク&紫、茶色のパーツの袋、もちろん白…

グライダー

昨日の祝日は、先週末に続いて孫のJ君とともに、彼の家の近くの公園に行った。 J君が今ハマッテいるのはグライダー。少し前に公園でよその子が飛ばしているのをみたのがきっかけだ。その子のお父さんが親切にDaisoで¥300で売っていることを教えてくれたので…

ドミニク・ブシェ・トーキョー

先週の木曜日に、遠方から上京した亡夫の従妹を銀座一丁目にある隠れ家的レストラン、ドミニク・ブシェ・トーキョーに案内し、6年ぶりの再会を果たせた。ドミニク・ブシェは、フランスでミシュランの星を数多く獲得しているシェフ。奥様の百合子さんとは、我…

集う

人というものは、集うことが好きであり、集うことが社会生活の一部になっている生き物だと思う。集う中にも、仕事のため、学習するため、或いは親の義務として等、責務や必然として集う場が多くある。その一方、ライフワーク、趣味、ストレス解消の目的で集…

コリン・パウエル元・米国務長官の死

今朝のニュースで、ブッシュ政権時代に国務長官を務めたコリン・パウエル氏の死去を知り、静かなショックを覚えた。そして一日中その訃報が頭の片隅から離れない。朝刊でもそれなりに紙面を割いて訃報と同氏の評伝を載せていた。くまなく読み、切り抜き、大…

特別なバースデーパーティー (ver.2021)

一昨日、J君の4歳の誕生祝いをした。 今までの3回は我が家だったが、初めてJ君の家ですることになった。パパが留学中で不在にも関わらず、いや、不在だからこそJ君の家で。 誰もマイカーを持っていないので、たくさんのプレゼントをママ一人で持ち帰るのは大…

軽井沢にて

苔の奥深く謙虚な美しさに魅了される二日間を過ごした。京都ではない。旧軽井沢で。先週、友人Kさんの軽井沢の別荘に、あと2人の友人と共に車で連れていってもらった。Kさんの別荘は彼女で3代目、旧軽井沢の“銀座通り”から脇道に入ってすぐという、なんとも…

キンモクセイ

今朝、寝室のシャッターを開けたら、緑の葉だけのはずの景色の中に、淡いオレンジ色が点々とまざっていることに気づいた。金木犀だ。 「アレッ?…」武蔵野近辺では、2週間ほど前にあちこちで甘い香りを放っていた筈だ。そのとき、我が家では咲いていなかった…

小さな実

子どもって小さくて丸っこいものが好きだなと思う。 ドングリを楽しそうに集めた孫のJ君について書いたが、公園にたどり着く前に足を止めた場所があった。しゃがみ込んで拾ったのは小さく尖った赤い実。仰ぎ見ると、我が家にもあるアメリカハナミズキの木。…

家族のかたち

それぞれの家族に、それぞれの家族のかたちがあると思う。 日曜日に孫のJ君を預かってお留守番したことを書いた。それは、娘とHさん(お嫁さん)が区内で大人女子デートをしたからだ。 発端は、娘がHさんとJ君を、彼女が暮らすサテライト型グループホームの部…

どんぐり

連休中日の昨日、半日あまり、孫のJ君を預かった。10:30に中間地点の駅でJ君を預かり、バスに乗って我が家の近くの公園に直行し、炎天下で砂場遊び。小一時間あまり遊んだ後、自宅に戻ってお昼、そのあと室内遊び。 オモチャがなくてもあそべるJ君。家に帰っ…

曼珠沙華

残暑がおさまった先週あたりから、ウォーキングが復活している。 金木犀の香りはマスクを通しても鼻に届き、目には、鮮やかな彼岸花が飛び込んでくる。金木犀は、姿は地味だが、このところ届くメールの季節の挨拶にたびたび登場している。しかし不吉な意味が…

井の頭動物園

日曜日に井の頭動物園に行った。Hさん(嫁)、孫のJ君、娘と4人。31歳で留学中のJ君のパパが幼なかった頃、なんども家族で通った動物園。息子をバギーに乗せて小一時間かけて徒歩で往復したものだ。1/4世紀以上経っての再訪となった。 土曜日に娘が泊りに来て…

あるアーティストの死

人生は、今という時を大切にし、精一杯生きなければならない、とつくづくとおもった瞬間があった 火曜日の夜、親友から、知り合いの谷口広樹氏というアーティストの個展が私が住むエリアのギャラリーで開催中なので、よかったら見に行ってというメールが入っ…

タイの絹の紬

唐突で恐縮だが、マットミー・シルクと呼ばれる絹の紬(ツムギ)がタイにある。 タイシルクといえば、ジム・トムプソンが有名。20世紀の近代化の波の中で廃れつつあったタイの絹織産業を復興させ、タイシルクを広く世界に知らしめたアメリカ人実業家だ。 しか…

結婚する息子への父の思い

「娘を嫁に出す父」は常套句になっているが、息子が結婚するサラリーマンの父の心境はあまり語られない。個人事業主の父であれば、後継者となる子の結婚は、大切な節目、そしてお披露目の場なのだろう。跡継ぎ以外の子の結婚であっても、一族と事業を紹介す…