ママが入院していたほぼ一週間、孫のJ君と二人で過ごしたが、子守り以上(?)に大変だったことがあった。新生児のS君のパスポート取得の手続きだ。
※注: 長文のブログ日記になってしまいました💦。お忙しい方は読まないでくださいね🙏
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8月にパパの留学先のロンドンに家族で合流することになっているが、たとえ新生児であっても、パスポートは必要だし、居住するとなるとビザが必要になる。
生まれたばかりの子の場合、普段私たちが申請する時よりも厄介なのだ 😃💦(それも、赤ん坊の親ではなくバァバが代理で手続きすると尚更…)
まず、区役所に出生届を提出。新生児の名前が戸籍に反映され、戸籍謄本がとれるまでに通常一週間以上かかるらしい。
戸籍謄本を取得して初めてパスポートが申請できる。申請が受理されてから6営業日後にパスポートが受け取れる。
パスポート取得後、ようやく英国大使館のビザ申請窓口に出向けるのだ。
そして、現在の最大の不安材料は、ウクライナの影響で、ビザの発給に普段の倍の6週間ないしそれ以上かかるらしいという点だ。
このため、赤ん坊が生まれる前から「生まれたらすぐに出生届を出しに行ってほしい。それも書類転送のタイムラグがないように区役所本庁舎にいくように。更に、こちらの逼迫した状況を説明して一日でも早く戸籍謄本が取れるよう頼んでほしい」とのミッションを息子から指示されていた。
土曜日に生まれたので、雨降る月曜朝、J君を保育園に送り込んだ時点からS君のビザ関連ミッションが始まった。
まず病院に母子手帳を借りに行く(同日内には返却の約束)。
区役所の担当者は「早く進められるか相談してみます」と言ってくれる。そのお陰で有り難いことにとても早く謄本が取れた。感謝!
「取った謄本をすぐにPDF化して、僕のメールに送ってほしい。ビザ申請のために英訳してもらう必要があるんだ。コンビニのアプリと機械でPDFにできると思うんだけど」
次なるミッションが指示される。
アプリ? PDF化?? ーー必死に調べ、コンビニのマルチ機能端末から自分のスマホにPDFデータを取り込み、なんとか息子の元に送れた、ヽ(^o^;)ノ
そして「(謄本が取れたので)パスボート申請もやってほしい」
次々と依頼される。
お嫁さんのHさんが事前に入手しておいたパスボート申請用紙を急遽、病院へ届ける。あと、彼女には「頑張って写真を撮ってね!」
新生児のパスボート写真の注意点などが書いてあるサイトも参考のため送信。生後3日のS君に、目を開けて真正面を向いてもらわなくたはならないのだ!
一度目の挑戦では、せっかくいいお顔なのに、真上からの撮影のため、スマホの影が写り込んでしまっていた。影があると却下されてしまうらしい、💦
午後の再チャレンジの時は、看護師さんも協力してくれたとのことで、真上を向いてお目目もちゃんと開いたS君の写真が届いた、✨😍✨
S君とママの初コラボ、大成功!!すぐに近くの写真店に発注。
バスボートセンターには、祖母が代理で申請する場合の必要書類など、念には念を押して確認。
翌朝は、J君の保育園 → 写真店 → 病院(申請書 & 再び母子手帳)→ パスボートセンター → 病院(母子手帳返却)。
パパママが撮った新生児の写真は、却下されるケースもあるらしいのでドキドキ。しかし、二ヵ所の窓口の担当者ともに「よく撮れてますね~」と目を細めてくれた。よかった~~❣️
大きな関門クリア!
「自宅とパスボートセンターはタクシーで往復したい。つきましては、①…、②…、…」と新生児を安全に乗せられるタクシーの情報収集というnextミッションが息子から発信される。
Hさんは、相部屋にいるため、病院内からなかなか電話できないので仕方がない。
こうして連日走り回っている間に日は過ぎてゆき、気づけばHさんとS君の退院日。
もちろん朝と夕方から寝るまで、時には大変だったけれど、たのしく濃厚なJ君との時間があった。
振り返れば、苦労が多かったのは、J君よりもアナザー・ミッションの方。
きっと将来、息子とHさんと、三者三様大変だった思い出話として、笑いながら語り合いそうな気がする。
[感慨深く眺め、パチリと撮った時は、まさかその後の数日間が怒濤のような日々になるとは思ってもいなかった]