8ヵ月ぶりに近くの神社を参拝した。神社の外側の道はよく歩くのだが、ウォーキング目的で境内に入ることは遠慮している。新年に孫と二人で訪れて以来の参拝だった。
今回は、再び試験直前勉強のために来ていた息子と共に。なかなか目標点に到達できない息子は、神様のご利益にもすがりたくなったようだ。
私も便乗して、この半年間の諸々の出来事へのお礼参りに。というのも、ウォーキングコースとして歩く池の中之島に、同じ神社に由来する小さなお社がある。散歩や運動の途中にお参りする人が多い。信心深いわけではないが、私も自然と足を止めて手を合わせる。家族の安寧、そして母の手術の成功など。第一関門の手術が先週成功し、お礼参りせねばと思っていた。
それにしても、自粛期間にウォーキングを始めてみて、こんなに多くの人が(それも老若男女問わず)立ち止まって、お社に手を合わせていることに正直驚いた。
私もその一人に仲間入りしたわけだが、改めて、神道は、多くの日本人の心のひだの間に、スーっと入り込めるような信仰なのだと感じている。そのように自然体で存在していてくれるのはありがたいことだ。