言い尽くされているコメントにすぎないが、植物が与えてくれる癒しのパワーは絶大だ。
夫が亡くなった後、折りあるごとにいただいたお花たちは、悲しみを和らげてくれ、本当に有り難く思った。
もちろん、お祝いごとのお花も、幸せを幾重にも膨らませてくれる。
週末は、刻々と変化するアネモネの可憐な姿に、心動かされ、自然と優しい気持ちになっていた。
これは先月の写真。
野菜だって切り花同様、切りとった植物だ。
冷蔵庫に入れておいたサラダスピナーのふたを開けたとき、その瑞々しい緑のグラデーションにハッとさせられた。一枚一枚が葉の表面の水分を吸い込み、冷気のなかで息を吹き返した葉っぱたち。
たかがサラダ材料、されどフレッシュグリーンの美しさ。
飛躍するが、私はペットを飼っていない。過去も現在も、たぶん将来も飼わないだろう。
私には、日々の生活の中で、植物たちが私に与えてくれる小さなトキメキで十分なのだ。
長年、プチ・ガーデニングを楽しんできた。鉢花たちはたくさんの喜びを与えてくれるし、土に植わっている分、「対話」ができる。
植物たちと向き合って「し・あ・わ・せ」と心の中でつぶやいている自分がいる。
ーーガーデニングについては、いずれ春以降、別の機会に書きたいと思う。
