60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

こんなことになるなんて!

先週は、ブログで書いたように、家族内の緊急事態から始まったが、一難去ったのちも、心の動揺がとまらない。周知の通り、水曜日の夕方、4度目の緊急事態宣言が発出されることが明らかになった。個人的には、二日後の7/9(金)から久々に料理教室を開催する予定だった。

速報が流れてすぐに、参加予定の皆さんに教室中止のメールを発信した。感染者の推移と、宣言発出の可能性をフォローしていたつもりだったのに、自分の読みと判断基準が悪く、遅い決断になってしまった。

孫のJ君が我が家にやって来た時点で、中止にしようかとかなり悩んだ。もちろん、火曜日の昼に陽性判定が出ていれば即刻中止。しかし陰性の場合は、自分の準備が出遅れたのを理由に中止にはできないと考えたのだ。

孫の子守りに二日間を費やした遅れを取り戻すため、火曜日の夜から超特急で家の中のセットアップや買い出しに奔走した。孫と遊んだ部屋から、タイ料理が映える南国の大人の空間に変身。注文してあったタイの食材も次々と宅急便で到着した。そこに飛び込んできた緊急事態宣言。

私ごとき立場の者ですらショックに思うだけに、自分のこと以上に、飲食、宿泊、旅行業に携わる人たちの衝撃はいかばかりだろうと、今回改めて思わずにはいられなかった。消費期限切れの生ビールや日本酒の処分、オリンピック特需に向けて新設されたのに客のいないホテルなどの映像に心が痛む。もはや辛抱と我慢の限界をこえてしまっている。

そのうえ、時々刻々と無観客開催の範囲が広がってきている。どれほど多くの業種の人々が、はしごを外された思いでいるだろうか。甚大な被害と影響が想像される。

日本はどうなってしまうのだろう? 立ち直れるのだろうか?

オリンピック開幕まで2週間を切っている今、こんなことになるなんて!