クリスマス・イブ、やっぱり作ってしまった、(笑)。
教室(と試作)で6回もクリスマス・メニューを作ったので、終止符を打ったつもりだった。その上、明日招かれている友人宅のクリスマス・パーティーで急遽、料理の手伝いが入ったので今日は忙しかった。
明日の買い出しでスーパーにいき、ふと見ると、かわいい丸鶏が私を呼んでいる。扱ったことがない小さい1kgサイズ。気がついたらカゴに入れていた。試作やバックアップ食材などが残っているから、今夜のために他には何も買う必要がない。
夕方、明日の料理と持ち物の用意が終わったところで、いざミニ・ローストチキンに挑戦!
実は先週末、本当は友達が三人来たときに作ろうと思っていた。ところが、日程が教室の翌日に変更になった為に、さすがに無理で断念。レシピもいくつかダウンロードしてあった。クリスマスは私のなかで終わっていたにもかかわらず、ローストチキンだけは不完全燃焼だった。
結局レシピは参考程度で、テキトーに焼いてみた。途中で、一年前に少し冷凍で残してあった小布施の栗があることを思い出し、投入してみた。
残り物のラ・フランスやブルーチーズなどで簡単サラダ。
短くなったキャンドルに灯をともし、🎄をライトアップし、Alexaのクリスマス・クラシックがBGM。賄いクリスマス・ディナーの始まりだ。
おひとりさま用だから見てくれも何もないが、やはり丸焼きは美味しかった。小さいから、ホワイトミート(胸肉)とレッドミート(モモ肉)の両方を盛り付けて食べられた。小布施の栗は、一年たっても美味しさを留めていて、賄い鶏を一気にクリスマスプレートにグレードアップしてくれた。友人からいただいた美しいチョコレートが唯一の高級なごちそう。濃いNespresso☕と合わせて、終わりよければ全てよし!
キャンドル消し専用の道具で炎を静かに消すとロウソクの煙が脇からゆらゆら上った。最後にツリーのライトを消し…、我が家のクリスマスはこれで本当に終った。