正月休みが明けた1月6日から、一気に料理教室モードに突入した。そして、本日の三回目の終了と共に、我が家の新年がようやく終わった感じがしている。(※母のサポートがあるの為、教室はわずか三回しか開催していない)
新しい年ではあるが、テーブルセッティングは、断捨離世代ゆえ、何一つ新しいものがなく、手持ちの品々の組み合わせ。その組み合わせだけが新しい。
三ヶ日の真っ白なテーブルクロスを敢えて避け、かぶら蒸し用に使った、柔らかい風合いの韓国の茶器に合わせて、生なりのクロスに変えてみた。
それでも皆さんには「お正月らしい雰囲気」と喜んでいただけた。
考えてみれば、1月に和食系のお献立を紹介するのは久しぶりなので、新鮮に感じていただけたのだろう。
これも、ジャンルやコンセプトの違うお料理を、月変わりで紹介する教室だからできること、参加される皆さんが寛容で、年間のメニュープランを私に一任してくださるおかげだ。とてもありがたいことと思っている。
そして、なによりも、自宅というホームグラウンドだからこそ、テーマに合わせて変幻自在。
レストランでは真似できない、家庭のもてなしの特権と醍醐味だと思っている。
今年もまた、持っているものとレシピの知識をフル活用できるように、頭の体操に励んで、皆さんに喜んでいただける食の空間を、毎月生み出していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
[韓国の湯呑みを使って家庭版 かぶら蒸し]