60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

バァバのツリー、Jくんがかざる

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最後の料理教室が終わった翌日の11/22(日)に、3歳になったばかりの孫がクリスマスツリーを飾ってくれた。
モーレツに忙しい週末となったが、たくさんの幸せな時間となった。
三日前に息子から連絡が入り、3歳の長男が『おさるのジョージ』のクリスマスの絵本を読んで関心を持ったので、我が家のツリーの飾りつけを経験させてあげたいと言ってきたのが始まりだった。年甲斐もなくクリスマス・オタクの私は「もちろん大歓迎!」と二つ返事。
もともと料理教室の夕方から、息子が大事なリモート仕事のために来ることになっていた。母と息子に早い夕食を出した後、私は、屋根裏を往復して、クリスマスグッズを下ろし、ツリーと電飾をセットアップ。壊れやすいオーナメントはよけて、子どもに優しい飾りだけ、ひとまとめにした。

そして迎えた当日。
「まりバァバ!」と孫のJくんはニコニコしながら到着。
居間のドアを空けると正面に何も飾っていない180cmのツリー。
「クリスマス!!」と第一声。
古い大きなクッキーの缶を彼の前に置いて「あけてみてね」と私。
ふたを開けるとティッシュにくるまれた小さい包みがいっぱい。
Jくんは、好奇心いっぱいに一つ一つ開ける。
「犬!、ねこ!、おうち…」「???… (自信のない声で)ゾウ」。
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38歳になる娘が、幼児だったころに住んでいたバンコク(タイ)で買った飾りが次々と現れた。お国柄、象は2匹も出てきた。
フェルトとスパンコールとビーズで型どられた動物やオブジェたち。
他にも、木製の小さな🚙や🚂などが出てくる度に、Jくんの目が輝く。
大きなクッキー缶の蓋は、Jくんが置いたオーナメントで山盛りになった。
「さあ、飾ろう!!」
Jくんは、手が届く高さの枝に一つ一つそっと吊り下げ始めた。
下の方が一杯になったら、Jくん用の踏み台に乗ってもらって中層の飾り付け。
「これも飾りましょうね」と、今年、Jくんのイメージで少しだけ買い足したオーナメントや、壊れる心配がない飾りを差し出す。
「こっちの方にも飾ろうよ」とパパとママ。
バァバも加わって「これ、ここに飾っていい?」とツリーの上の方にオーナメントをかざすと、うなずきながら「いいよ!」(時々、NGがでるのだ、笑)
Jくんの指示?で、ツリーの高いところも次第ににぎやかになっていく。
「Jくん、現場監督だわね」
少し下がって全体を眺めていた息子とお嫁さんが、一番下の正面を指差して「あそこ、密じゃない?ソーシャルディスタンス、必要よ」。Jくんが最初に一生懸命飾ったところだ。
そうかと思うと、古いツリーのため、枝ぶりが乱れていて「この円形脱毛症、なんとか隠さなくちゃ」(笑)。
「僕が小学1年生の頃、買ったんだったよね。無理もないか」

パパとママのが調整してくれて一時間半ほどでついに完成!😉👍🎶
なんてステキな🎄になったんでしょう!
今まで、子どもの年齢だけツリーを飾ってきた私だが、今年の🎄は、格別だ。
初めて孫が飾ったから、バァバの贔屓目もたしかにあるとは思うけれど、客観的に見ても、今までにない魅力溢れるツリーになった。
最後まで、飽きることなく飾ったり手伝ってくれたJくん 、エラかった!ありがとう!!

「おなかすいた~」とパパ。
「さあ、ご飯、ご飯。できているわよ~」
Jくんには、いつもの席ではなく、🎄が一番よく見える位置に座ってもらう。
ツリー柄のコースターがあったことを思い出して据えると、
「クリスマス!おなじだね~」と指差しながら、自分が飾ったツリーと絵柄とを嬉しそうに見比べている。
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クリスチャンではないが、我が家には、クリスマスの数だけ、ツリーの思い出がある。
とびっきりの思い出がまた一つ増えてすごくうれしい。

「ツリーの思い出」https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2019/11/30/153241