60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

タイの香り:レモングラス、バイマックル―、カー

レモングラスの名を聞いたことがあると思いますが、さて、下の写真の中でレモングラスはどれでしょうか?

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正解は、左側の筆生姜のような姿のもの。日本では、葉の部分がハーブティーなどのために出回っているが、タイ料理ではこの茎の付け根の部分を使う。

ちなみに、手前の葉は、バイマックル―(こぶミカンの葉)、その後ろの生姜のようなのがカーだ。どれも、パクチーと並んで、いや、パクチー以上に、タイ料理ではなくてはならないハーブたちだ。特に、レモングラスとこぶミカンの葉は、刻むとなんとも言えず魅力的で爽快な柑橘系の香りが鼻を抜けていく。

6・7月の料理教室はタイ料理が恒例となっている。6月は久々にトム・ヤム・クンを教えるが、素材から作る場合、これらの3点はマスト・アイテム。皆さんにぜひとも本物のフレッシュな香りのハーモニーを体験していただきたいと思い、今回、初めてネットで取り寄せてみた。予想をはるかに上回る素晴らしいクオリティーのハーブたちが届いて感激!

今日の昼にタイ料理の試作をするからと娘を誘ったら来てくれた。1~4歳までタイで育った娘。当時はスパイシーなものを食べていたわけではないのに、タイ料理が大好きだ。食にも「三つ子の魂…」の諺が通じるようだ。

あまりにも美しいハーブたちの姿と香りで一気でタイ料理モードに。娘が好きな食材や、フレッシュなレモングラスでしか作れない料理の材料を買いこんで、何種類も作ってしまった。

はたして6月に教室が開催できるのだろうか?それは状況と指針に従うしかない。

自分の単純さに苦笑してしまうのだが、レモングラスたちが冷蔵庫に入っていると思うだけでウキウキする。これらのハーブを使った料理を作れば、免疫力もアップするように思う。教室を開催できなくても、心とからだの薬が手元にあると思えば、早くも元をとったようなものだ、(笑)

しかし、できることならば独り占めじゃなくて、この幸せな香りと天然の薬を、みなさんと分かち合いたいな~